マシンガン・ストローク　〆

>砕鬼 輝

(そうだろうか。その半分に別れた頭とか瞳の色とか子供にウケると思うんだけど私だけかな。あともうちょっと表情が柔らかくなったら大人気だと思うんだけどなあ、だってすっごいイケメンだし。ほんとにすっごい。「なんか、でもとどーきくんパッとこなしちゃいそうだよ。イケメンだし」イケメンはなんでもできる理論だ。実際目の前の彼は運動も勉強もできるし、戦闘だって強い。私が初めてうわあこの人に勝ちたいって思ったのは彼だった。爆豪は4番目くらい。)
強くて勉強も運動もできるんだったら子供くらい大丈夫だよ。…あ、またやってる。
(励ましにもならなそうな言葉を能天気に返した後、どこかから怒鳴り声がすると思って目の前の彼から目線を外す。と、まあそこにいたのは今日も元気な爆豪くくんだ。その元気さに笑うと再度視線を轟に戻し「もうちょっと表情筋柔らかくなったら懐かれると思うよ」と。)


>八木 俊典

(なんだかこう、他意はないと分かっていても真正面からそう言われるとどうも恥ずかしいというものだ。生徒から褒められてなんぼの教師だけど、口うるさいなんて印象を持たれがちであろう教師と話しているだけでいいなんて嬉しくないはずもない。少し俯いて顔の熱を冷ました後、そろりと視線を合わせて「ありがとう」と礼を言う。上手く笑えていたかはわからない。)
あ、ああいや、そうじゃなくてね！
いやほら、私も高校生ではないわけだし…。若い大石少女が私といて楽しいかと不安になったんだ。
(わたわたと両手を振って否定し、率直な気持ちを伝える。彼女の時間を無駄にしてはいい気分とは言えない。だから尋ねたのだけど、「…その心配は、なさそうだね」彼女の言葉に勇気付けられそう笑って言った。)


(/ おかえりなさいー！と共に焦られてしまったり色々大変だったのに汲み取れなくてごめんなさい！
もう全然遅れとかは気にしてないしいつでも待っている心持ちなので…！)