♡ 2018-04-01 01:53:27 |
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……はぁ?いや、今俺が抜けたらお前らちゃんとやらないだろうが。
( 自分が作業しながらもそわそわしていたからだろう。クラスメイトに「結斗お前彼女のとこ行けば?」「いつも一緒に帰ってんじゃん」なんて声を掛けられる。もちろん自分だって彼女と一緒にいたい気持ちがないわけではない。寧ろ会いに行きたいし、それでも実行委員な手前彼女とイチャイチャする為にクラスを放り出す気にはなれず。大丈夫だからと諭しては作業を進めていく。あともう少し。これだけやれば終われる。綺麗に並べたテーブルにテーブルクロスとメニュー、黒板にはカラフルなイラスト。折り紙や手芸部の作った飾り。それらで彩れば何とかなるはずで。明日着る衣装も完成し、仮装届けも出しているからそこは問題ないだろう。しかしすべてが終わった後に帰ろうと鞄を手にしながら教室の時計へと目をやると、いつも帰る時間よりも二時間ほど遅く。もう彼女は帰っただろうか。確認してみたメッセージには既読がついているものの、了解を示すスタンプやら言葉やらは返されておらず。傷つけてしまったかな。彼女の寂しそうな様子を思い浮かべるもきっと家まで押し掛けるのは迷惑である。どうしようかと悩むも、とりあえずは帰ろうと靴箱へと歩みを進めて )
◎
「当然です。寧ろ何で皆がサムくんの良さを理解していないのかが不思議で……」彩夜は昔からサムくん大好きだもんね。
( サンリオの良さをわからない人とは仲良くなれない。そんな風に壁を作る気はもちろんない。しかし夢の国と言えば某ネズミランドを思い浮かべる人とは合わないと思う。自分からしたら夢の国とピューロランドはイコールだから。小さい頃から何かをやり遂げたご褒美、何かの記念日などと節目節目に行くことが多かった。だからサンリオが大好きになったし、子どもっぽいと思われたとしても嫌いになれやしない。最近は大人ピューロになりつつあるし、たとえおじさん二人でも訪れやすいのが有り難いところだろう。ネームプレートを見るなり我慢できないとばかりにコーナーへ足を踏み入れる妹を見ながらきょろきょろ視線動かしては、目についたのは革製のキーホルダー。此方は他とは違い好きな言葉を彫って貰えるというもの。丸いイラスト入りのものと細長いシンプルなもの、どちらも可愛く思うと彼の手を引っ張って )「当たり前じゃないですか。次のライブに持っていくんですから!」もう、彩夜。あ、こっちのキーホルダーも可愛い。ね、見てこれ!
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