106号室（A3！/非募集）

いや、花の写真は一定の需要あんだろ……！( びし ) そういう意味じゃなくて、紬さん、芝居の為だって言われたら変な宗教勧誘に引っ掛かりそうだし、やたら高級な壷とか買わされそうで。( ← )

そ、そっか、じゃあ大丈夫かな？（ 眉下げ ）買わされないよ、大丈夫。俺、そこまで抜けてないし常識と芝居は弁えてるつもりだよ。（ ふんす← ）

大丈夫だから、花の写真も投稿してみ。紬さんが丹精込めて育ててる花なんだろ？( 首傾げ ) どうにも信用しきれねぇんすけど……。( じとー← )

…うん。そうだね、周りの声を気にしてちゃダメだ、花に向き合わないと失礼だよね。（ うんうん ）う…、そんなに危なっかしいかな？さすがに怪しい人が近付いて来たら、誰だって分かると思うけど…（ 肩竦め ）

花に向き合う……。つくづく花好きなんすね。( じい ) ……まあ、仮に紬さんが高い壷買わされたとしても、黙ってない人が数人居そうなんで結果的には大丈夫かも知んないすけど。( 溜息はふり )

花は大好きだよ、万里君も園芸やってみる？（ にこ ）…もしも本当に騙されたら、丞や左京さんに怒られそう…。…なんだか後が怖そうだね、とにかく変な勧誘には気を付けるよ。

んー……まあ、今度気が向いたらな。( へら ) あの二人はぜってぇキレる。丞さんと行動してる分には平気だろうけど、一人の時は気ぃつけろよ、紬さん。( 頭ぽすぽす )

そっか、気が向いた時は是非言ってね。（ わくわく ）だよね…ただでさえ節約しろって左京さんに言われてるのに、無駄に出費したら怒られるに決まってるよね。（ 顔を青ざめ ）うん、大丈夫だよ。子供じゃないから一人で上手くかわせる様にする。

へいへい、了解。( 手ひらひら ) あの人の節約への徹底っぷり半端ねぇからな。壷なんて買った暁には全額回収して来いの一点張りっすよ。( 想像してふっと笑い ) お、紬さん自信満々じゃん。んじゃ試しに――『お兄さん、もしかして今何か悩んでませんか？』( がし、と肩を掴み )

…取り返しのつかない事になる前に、壷を持ってる人が居たらきちんと断らないとね。（ ← ）「どうして分かったんですか？実は…最近、育てている花が元気無くて困っていたんです。」（ 俯き気味に呟き、半ば芝居スイッチが入ってしまっていて ）

壺を持ってないから絶対に安心って訳でもねぇけど……。( ← ) 『やっぱりそうでしたか。でもね、お兄さん。ここにあるこのマグカップ、実は魔法のマグカップなんですよ。』( 流石にあからさますぎるか？と思いつつもカップ持ち上げて )

えっと…じゃあ、その人が怪しいかどうかを見極めるとか？（ ← ）「魔法の！？そんな神みたいなアイテムが存在するなんて…！それで、お花達は元気になれますか？」（ 食いつく様にずいっと近付くと期待の眼差しをカップに向けて ）

紬さん、ちゃんと見極められんの……？( ← ) 『ええ、もちろん。これさえ有ればあっという間にお花も元気になります！』――っていや、紬さん、食いついてどうすんすか。( にっこりと笑いつつマグカップを薦めるも、パッと演技を止めるとすこし眉を寄せて )

出来るよ、目を見てれば分かる。…と思う、（ ← ）「本当ですか！？ください！」…ごめん、ついお芝居に熱が入っちゃって…。あと、本当にお花達が元気無かったら元気にさせてあげたいって思って。（ 薦められると両手差し出して、ハッとなると演技を止めるものの半分本気になっていた為緩く頭を掻き ）

そういや大学で心理学やってたんだっけ。じゃあ、俺は今どんな事考えてるでしょーか？( ← ) 紬さんらしいと言えばらしいっすけど……魔法のマグカップ欲しがんのはどうかと。( カップを相手の掌の上に乗せ、両腕を組むとうーんと小さく唸り )

…”騙され易そうな紬さんには見極められないだろ”って、思ってる？（ む ）あはは…ちょっとファンタジー過ぎたかな？魔法のマグカップ、あったらいいのに。（ 苦笑いしながらも眉下げて呟き ）

――！ ……マジで目ぇ見て分かんのかよ、紬さん。( 目を見張り ) もしも本当に魔法のマグカップがあったらどんなこと願うんすか？今みてぇに、花が元気になること？( 首をゆるりと傾げて )

当たってた？分かるよ、万里君分かり易いから…でも、俺そんなに騙されないよ。（ 不満を零し ）勿論、お花が元気になる事は願うけど…一番は、満開カンパニーの皆とずっとお芝居出来る様に願うかな。（ 口許緩め ）

正直、紬さんのことちょいナメてたわ。人当たりいいし、騙され易そうには見えっけど。( まじまじ ) ……へぇ。いい願いっすね、割れるマグカップに託しちまうには勿体ねぇくらい。( つられるように口元緩ませ )

ナメないでほしいな…万里君より年上だし、もっと頼られる様な存在になりたい。（ ボソッ ）劇団の皆と一緒に居たい気持ちは変わらないから。…万里君は、どんな事を願うの？（ じっと見て ）

ナメてた、って過去形で言ったろ。これでもアンタのこと見直したんすよ、今。( ふ ) 俺？あー、そうだな……。……俺もここでずっと芝居が続けられるように、って願うかも。大抵の事は願わずとも出来っけど、こればっかりは、さ。( 肩を竦めつつへらり )

…そっか、なら今後はナメられない様に万里君を引っ張っていけたらいいな。（ にっこり ）良かった、万里君も満開カンパニーの事大事に思ってくれてるんだね。（ 頬緩め ）

……だったら紬さん、今度一日空けっからさ、紬さんが行先とかやる事とか全部考えて出かける、ってのはどう？( 首ゆるり ) まーな。今さら芝居やんねぇ生活も想像出来ねぇし。( こく )

え、俺が決めちゃっていいの？…でも、偶にはいいかも。いつでも出掛けられる様に考えておくね。（ くす ）…そうだね、お芝居が無かったら何をやっても楽しいって思えなくなっちゃうと思う。俺達、人生とお芝居はつきものだね。（ うんうんと頷いて ）

俺のこと、引っ張っていきたいんだろ？それならお手並み拝見っつーか、紬さんが年上っぽく俺のことリードするとこ、見して貰おうと思って。( にま ) っすね。園芸とか、ゲームとか、カフェ巡りとか、好きなもんはお互い色々他にもあっけど、芝居はまた別枠で。

う…なんだか、万里君の方が大人っぽく見えるなぁ。（ 頬掻き ）お芝居だけは外せないよね。…劇団の皆も、同じ様に思ってくれてるといいね。

見た目だと紬さんはまだ高校生でも通用しそうっすよね。……あ、着てみる？花学の制服。( ← ) たぶん、同じようには思ってんじゃね。ここまで何回も稽古して舞台立って、ってやってきてんだし。うちの劇団で芝居が嫌いなヤツなんて居ないっしょ。

え？…ううん、遠慮しておくよ。さすがに学生服着るのはちょっと恥ずかしいし。（ ふるふると首横に振り ）…そうだよね、初心者の子も経験がある人も皆お芝居大好きだよね。

冗談っすよ。まあ、紬さんならまだ高校生でもいけそうってのは割とマジだけど。そのうち学生の役とか回ってきたりしてな。( くす ) そう考えっとアレだな、劇団内は演劇馬鹿だらけかよ。

…俺、そんなに子供っぽい顔してるかな？学生役をやるにしても、最近の高校生が使う言葉がよく理解出来ないよ。（ むー ）演劇馬鹿、か。言い方はちょっと良くない方に聞こえるかもしれないけど、俺達にとっては褒め言葉になるね。

俺からすりゃ、どれが理解出来ねぇ言葉なのかの判別が付かねぇけど。紬さんが最近理解できなかった言葉ってどんなのすか？( うーむ ) 最高の褒め言葉っすね。……あー、こうして芝居云々っつー話してると無性にストリートACTに行きたくなってくる。

ずっと疑問に思ってた言葉があるんだ。…卍って、なに？（ ← ）俺も、ストリートACTしたいな。今から行く？

よりにもよって説明しづれぇヤツかよ……。考えるより感じる言葉っす、それ。( ← ) 賛成。ちょうどコーヒーも飲み終わった事だし、片付けたら行きますか？

感じる…うーん、俺は何も感じられないから分からない。卍って、どういう時に使う言葉なのかな？（ 真剣に聞き← ）そうしよう。片付けて準備出来たら出発だね。（ 立ち上がるとカップを軽く洗いに行き ）

紬さん真面目かって。あー……、正直言うと、あんま卍に意味はねぇんすよ。何となくテンション上がった時とか、逆にテンション下がった時とか、どんな場面でも使えるんで。( 頬を掻いて ) 今日くらい良い天気だと、他にもやってるヤツ居るかもな。( 相手と共にカップを洗いに向かい )

なるほど…意外と活用出来るんだね。…けど、俺には上手く使えそうにないや。（ 眉下げて笑み ）居ると思うよ。他の劇団のストリートACTを観るのも勉強になるから、いい機会だね。（ 楽しみにしつつ洗い終わると早速上着を着て ）

まあ、もしマジで学生役が回ってきたら、そん時に改めて考えりゃ良いんじゃね。そもそも台詞に卍が出てくっかも微妙だしな。( うんうん ) そういや、ストリートACTのテーマは何にするんすか？俺と紬さん……は、傍から見りゃどういう風に見えてんのか。( 出かける準備を軽く整え、思考を巡らせて )

うん、そうするよ。…台詞が普通である事を祈るよ。（ ← ）テーマ…どうしようか、年齢差だと兄弟とか？…でも、万里君と同い年くらいに見られた時あったから、難しいな。…それとも万里君は大人っぽいから、会社の同僚役とか？

つーか台詞で卍が出てくる舞台ってどんな。ちょっと想像付かねぇわ。現代劇が過ぎる。( ← ) んー。会社の同僚って感じでもねぇと思うけど、年齢差が付けづらいとなると……あ、じゃあ、同窓会をテーマにするってのは？学校卒業して以来会ってなくて～～的な。

でも、有り得なくはないよね。脚本家の人にもよるだろうけど…綴君が卍っていう台詞入れなさそうだから、とりあえずは安心かな。（ ← ）同窓会か、久しぶりの再会って感じだったら役に入りやすくていいかも。

まあ、綴自身が卍とか使わねぇだろうしな。むしろ使ったら急にどうしたってなっかも。( ← ) っし、んじゃそういう感じで。何処でやるかなー……。( がちゃりと玄関の扉を開いて )

あはは…使ってるところ、想像出来ないね。カズ君だったら使ってそうだけど。（ 苦笑い浮かべ ）場所…あ、駅前のカフェ付近とかどうかな？確か人が集まれる様なスペースがあったはず。（ 外に出て歩きながら提案し ）

流行りの言葉に関しちゃ、一成が一番詳しいっつか、使いこなしてる感あるかんなー……。俺すらたまにアイツが言ってる言葉の意味分かんねぇ時あるわ。( はは ) あぁ、あの辺か。いいっすね。駅前ってだけでもそれなりに人目集められそうだし。( ふんふんと頷きつつ賛成し )

万里君で分からないなら、俺はもっと分からないよ…。会話が成立するのか、心配になる時あるし。（ 眉下げ ）そうだよね、じゃあそこでストリートACTしようか。楽しみだな、（ にこにこ ）

紬さんも現役高校生の家庭教師やってんだから、何とかなるっしょ。大体通じれば平気平気。マジで分かんなきゃその都度聞けばいいんだって。( けらり ) 了解。っと、その前にあそこで別の劇団がストリートACTやってるみたいだし、ちょい見に行ってみねぇ？( 肩つんつんと叩けば指差して )

さて、二人がストリートACTに出掛けた所で。――茅ヶ崎。( ちょいちょい、と指先動かして手招き )

うーん…そうだね、深く考え過ぎちゃったかな。（ 唸りつつも何度か頷いて ）あ、本当だ。お客さん側として見るとまた違って見えるかもしれないね、行こう。（ 指差した方向見つめて人集りに近付き ）

ちょっと待って下さい、今大事な場面なんで。（ ソファにだらーっと横になりつつスマホゲームして ）

悪いな、紬のレスは蹴らせて貰うよ。楽しいストリートACTを、ね。

……あぁ、またゲームか。流石にお前のその姿も見慣れてきたけど、本当に飽きないな。( 相手の手元を見れば合点がいったように頷きつつ軽く肩竦めて )

一生飽きませんよ、俺の人生＝ゲームで出来てるんで。（ スマホ画面から目を離さずに真顔で答え ）＿＿っしゃ、勝った。…で、俺の事呼んでましたっけ？先輩。（ ガッツポーズした後スマホをテーブルに置き、上体起こしながら相手に視線向けて ）

へえ、楽しそうな人生で何よりだ。( やれやれ ) ……そうそう、大した用でも無いんだけどな。さっきまで居た万里と紬すら外に出て行ったみたいだし、この機に偶には後輩を甘やかしてやろうかと思ってさ。( ソファの背凭れ側に立ったまま、相手の頭にぽんと掌を乗せ )

楽しいですよ、先輩もゲームやりません？ハマったら抜けられないから。（ にや ）あの二人、外行ったんですね？ゲームに夢中で気付かなかった。…へぇ、意外ですね。どんな風に甘やかしてくれるんですか？（ 頭に乗せられた掌に少し驚きつつも、じっと相手の瞳見据え ）

抜けられないのなら尚のこと遠慮するよ。俺は命を狙われている身だから、いざという時に備えて逃亡資金を貯めておかないと。( にこり ) 雑談している内に、何故かストリートACTに行きたくなったらしい。……で、茅ヶ崎はどんな風に甘やかされたい？( 微笑を携えつつ瞳を見つめ返し、首を緩く傾げて )

まじか、先輩って中二病の素質あったんですね。逃亡資金とか、夢がある。（ ← ）カフェ組は演劇馬鹿だな…。…質問に質問で返さないで下さいよ、……時間無制限でゲームさせてくれるんだったら、それで充分甘やかされますよ。（ 目を細めながらふいっと視線逸らして答えを出し ）

その素質は要らないけど、夢があると思うのなら茅ヶ崎も貯めればいいだろ、逃亡資金。俺と同じ部屋に住んでいる以上、お前も命が狙われているかも知れないぞ。( ← ) ……なるほどな、つまるところ俺は普段から甘やかしてる事になるわけか。( 髪を掻き回すように頭に乗せた掌をぐるりぐるり )

いや、夢があるとは言いましたけどそんな簡単に言われてもリアルでは無理ゲーですって。…俺なんもしてないのに狙われるとか。まだ死にたくないんですけど。（ ← ）都合の良い解釈ですね、先輩から優しく甘やかされた事なんて無かったと思いますけど？…てか、髪ぐちゃぐちゃになるんでやめてくださいっ。（ むっと眉寄せて相手の手首掴んで ）

はは、俺と同室だったのが運の尽きだと思って、諦めてくれ。( ← ) 悪い悪い。でも俺は茅ヶ崎のゲーム時間を制限した覚えはないし、お前の理論でいくと充分に甘やかしてることになるはずだけど？( 掻き回す手を止めると相手の瞳を覗き込んで )

えー、簡単に諦めたくない。俺だけこっそり逃げるんで、被害に遭うのは先輩だけでお願いします。（ ← ）…いい性格してますね、ゲームで甘やかされてるとか言わなきゃ良かったかも。（ ぱちっと目が合うと軽く相手の額に頭突きして ）…痛い。（ ← ）

俺を犠牲にしてこっそり、ね。無事に五体満足で逃げられるといいな、茅ヶ崎。( ← ) どうも、それは褒め言葉として受け取っておくよ。――！？ この寮で裏の顔を知ってから思うようになったけど、お前って結構子供っぽいよな。( 額を軽く擦りつつ、少し眉を寄せて )

え、怖っ。…どのみち助からない予感しかしない、（ 冷や汗たらり ）どうぞ、好きな様に受け取って下さい。はは、生憎いい大人なんてなれないんで。先輩って、いつも余裕そうな爽やかな感じだから、そういう顔見たかったんですよね。（ 悪戯気に笑い ）

――なーんて、冗談。俺は命を狙われてないし、お前も死なないで済む。良かったな。( 肩ぽん← ) 外ではいつもエリート王子様な茅ヶ崎さん、が言うセリフじゃないな。会社の人たちが今のお前を見たらどう思うやら。( はあと小さく息を吐き、相手の額にデコピンぺしり )

先輩が言うと冗談に聞こえません、妙にリアル感があるというかなんというか…。（ ボソッ ）さぁ？失望するとかイメージと違うとか言われそうですね。まぁ、あっちが勝手に俺のイメージ理想で作ってるだけだからどうでもいいですけど。（ にっこりと笑い、デコピンされると額摩り ）

そう？もしかすると、実際に昔は常に命を狙われるような立場に居たからかな。( にこ ) 言ってやるなよ、会社内では「憧れの茅ヶ崎さん」なんだから。それに、人当たり良くしておいた方が何かと得だと思ってるからこそ、表裏を使い分けてるんだろ？( 少し乱れた相手の髪を直しておき )

…本当だとしたらやばい。一体何者なんですか？（ じと目を向けて ）そうですけど…、…人当たり良くても損する事ありますよ。面倒な仕事増やされた時とか「大丈夫です、この仕事片付けておきますから。（ にこ ）」みたいなのを演じなきゃいけないし。まじで会社滅びろって思いますね。（ ← ）（ 舌打ち混じりにぶつくさ文句述べ ）

それは秘密。と言いたいところだけど、単なる一会社員だよ。茅ヶ崎の中二な期待に沿えなくて悪いね。( 人差し指を自分の唇に当てつつ ) 随分とストレスを溜め込んでるみたいだな。まあ、同じ会社で働いている身として、俺もその気持ちは分からなくもないけど。今度飲みにでも行くか？( ふっと可笑しげに笑い )

残念です、悪の組織に狙われてる身じゃないんですね。（ 肩落とし ）仕事行く度にストレス抱えてますよ。飲みに連れて行ってくれるんですか？やった、先輩の奢りなら行きます。（ 勝手に言うとにっと口角上げ ）

悪の組織に狙われるというよりは、俺が悪の組織側だったかな。( ふふ ) 俺から誘っておいて後輩に奢らせたりするわけないだろ？……でも、てっきり茅ヶ崎なら飲むよりゲームの方を優先して断るのかと思ったよ。意外に付き合い良いんだな。( 直し終わった頭をぽんぽん )

…やっぱ謎だわ、怖すぎる。（ 顔青ざめ ）さすが先輩、分かってますね。…まぁ、会社の先輩っていうのだけじゃなくなったんで。同じ春組だし同室だし、飲みくらいは付き合ってもいいかなって思っただけですよ。飲みながらでもゲームは出来ますし。（ スマホを片手に持ち、ふふんとした態度でいて ）

はは、ちょっとした冗談だからそう本気に捉えるなって。( ← ) もちろん。まあ、もしも茅ヶ崎がどうしても奢らせてほしいって言うのなら話は別だけど。……へえ。じゃあ今度いい店でも探しておくよ。お前に何も希望がなければ俺好みの店を選ぶ事になると思うけど、何か希望は？( ソファの背凭れに腕を乗せて )

心臓に悪い冗談は程々にしてくれません？（ 溜息吐き ）いえいえ、俺は課金にしか貢がないって決めてるんで奢ってくれるなら喜んでお言葉に甘えます。いい店…先輩って色々知ってそうですよね、やたら高級な店とか。希望は特にないんで先輩にお任せします。（ 見上げながら微笑み浮かべ ）

悪い悪い。早死にさせないように善処する。( 自分の心臓付近をとんとん ) だろうな、きっとそう言うと思ってた。色々かは分からないけど、お前が言うところのやたら高級な店から隠れ家的な店までそれなりには知ってるかもね。お互いの仕事が早めに切り上げられた日にでも、改めて誘わせてもらうよ。( くす )

そうして下さい、長生きしてたい派なんで。（ ← ）分かってるなら聞かなくても良かったんじゃないですか？ふーん…俺はあんまり店に詳しくないんで参考になります。はい、楽しみにしておきますね。…そういえば、先輩は酒強いんですか？てか、強そう。（ じっと見つめ ）

へえ、何歳くらいまで生きていたいとか願望あるのか？( じ ) 念の為だよ、俺の予想を裏切って奢ると言ってくれる可能性もゼロとは言い切れないだろ。……うん？強い方ではあるんじゃないかな、他人より先に潰れた試しがないし。そういう茅ヶ崎は？それなりに飲める方？( ゆるりと首を傾げて )

百歳、よぼよぼな可能性大ですけど。（ くす ）ゼロに近いですよ、罰ゲームか何か無い限りは奢りませんから。あ、年下の奴にはちゃんと奢りますけどね。顔色変えずにずっと飲んでられそうですよね、先輩は。…俺も強い方です、会社の飲み会に付き合わされて何度も行ってるし。自然と鍛えられたって感じで。（ 口許に笑みを浮かべ ）

流石にその歳までゲームを続けるのは厳しいと思うけどね。( ← ) 面白いほど頑なだな。俺は別にそれでも構わないけど、俺以外の上司には偶に奢る気くらい見せておけよ？それは良かった、お互いに酒が強いのなら楽しい飲み会になりそうだ。飲み会といえば……お前は寮だとゲームか稽古かの二択って風に見えるけど、この劇団の人たちと飲みに行ったりはしないのか？

＊＊ちゃっててゲームどころじゃないかも。…出来る事なら、最期はゲームをして安眠したいですけど。（ ← ）えー…上手くかわしときます。いっぱい奢られる程飲み会行ってないし、奢りたくない。…んー、紬と丞とは行った事ありますよ。ただ、あの二人酔うとずーっと演劇の話しかしないから途中で話置いていかれるんですよね…。同世代だし、飲みやすいのはあるんですけど。（ 思い出しては溜息吐き ）

茅ヶ崎らしい最期だな。お前が死んでもセーブデータは残るっていう。( 合掌← ) 奢るくらいなら自分の金はとことん課金に注ぎ込もうって魂胆か？紬と丞に関しては酔わずとも演劇の話ばかりしているような気もするけど……酒が入ると尚更に盛り上がってしまうのかな。今度誘ってみようかと思ってたんだけど、お前のその様子を見てると少し考えてみた方が良いのかも知れない。( ふむ、と相手の様子を眺め )

ちょ、まだ俺生きてるんで死んだ雰囲気出すのやめてください。（ ← ）その通りです、課金＝食事ですから。そうなんですけど、酔ってからは面倒な部分出てくるんですよ。特に紬が。急に怒り出したり泣き出したり甘えだしたり…もう情緒不安定っていうくらい。最終的に丞が運搬係になるんですけど。…まぁ、巻き込まれたいなら誘ってみたらいいんじゃないですか？（ にっこりと笑い ）

おっと失礼、うっかりしてた。この時代の茅ヶ崎はまだ生きてるんだっけ。( ← ) そこまで言われるといっその事清々しいな。まさか食事と課金が同列だとは思わなかったよ。……あはは、なるほどね。それは確かに厄介そうだ。だったら、もしもあの二人を誘う時にはお前にも同席してもらう事にするよ。俺一人じゃきっと手に負えないだろうしな。( はは )

どんなうっかりだよ…絶対わざとですよね？（ むす ）重課金者ならではの名言ですから。俺だって、ゲーム始めたばっかの頃は同列にしてませんでしたよ。え、まじか…まさかそうくるとは。俺が必ずとも助っ人になるとは限りませんよ？（ 目を細めて ）

……ん？さあ、どうだろう。( やんわりと眉を下げつつ ) 始めたばっかの頃、か。今となってはお前がゲーム廃人じゃなかった頃なんて想像し難いな。ああ、大丈夫。茅ヶ崎は絶対に助っ人になると思うよ。丞と紬にとっての、ね。( にっこり )

…こっちが聞きたいですよ、先輩。（ 軽く頬摘み← ）逆にそう思っちゃいますか…まぁ、中学生くらいまでは課金してなくて高校生から重課金者になりましたね。いや、助っ人ってそっち…お断りします。（ うげ ）

いてて。そう躍起になるなって。( 相手の手をとんとん ) へえ、そのままの流れで社会人になったってわけか。それは確かに今さら課金をやめろと言った所で手遅れかも知れないな。つれないこと言うなよ、茅ヶ崎。同じ劇団の同年代仲間で飲みに行こうって話してるだけだろ？( 肩ぽん )

なってません、何となくこうしたくなっただけです。（ 目を細めながら手を離さずにいて ）ネガティブに考えずにポジティブに考えようとも思ったんですよね、課金する為に働いてる様なもんですから。…面倒事、俺にだけ押し付けなければいいですよ。二人で紬と丞の介抱しましょう？（ じっと瞳見つめ ）

そうか、世間ではそれを躍起になってるって言うんだ。( 手首を掴んで引き剥がそうと ) 課金をポジティブに？俺としてはついネガティブに捉えてしまうけど、課金して得することもあるってこと？ ……はいはい、わかったよ、俺も介抱する。これでいいか？( 降参だと言うように両手を挙げて )

…なってません。（ 二度目の否定← ）（ ぱっと手を離し ）そうです、咲也にガチャ回してもらえばSSRやURが必ず手に入るんで。課金を躊躇した事なんてないですよ。…はい、物分かり良くて助かります。（ 満足気に笑みを浮かべ ）

……茅ヶ崎、意外と頑固だって言われないか？( 摘まれていた部分を押さえ ) そこなんだけど、毎回のようにそのSSRやURって手に入れなきゃならないのかな。新しいガチャが出るたびに課金してるだろ。どこかで譲歩した方が取引は上手くいくからね。同年代での飲み会の方も、また追って連絡するよ。

んー…負けず嫌いとかガキっぽいていうのは、万里から言われた事ありますけど。（ 緩く首傾げ ）はい、限定のレアカードは絶対手に入れたいです。だって期間短いし、例え月日経って復刻ガチャやったとしても常に新しいカードを手に入れときたいんですよ。（ キリッとした顔付きで熱く語り← ）はい、お願いします先輩。

ああ、的を得てるね、俺もそう思うよ。茅ヶ崎は負けず嫌いだしガキっぽい。年下からガキっぽいって言われた事あるのもどうかと思うけど。( 肩を竦めさせ ) ……わざわざ熱く語ってもらったところ大変申し訳ないんだけど、ちょっとよく分からなかった。( ← )

えー…先輩もそう思うんですか？…いや、アイツがガキらしい事しないし年下に見えないせいですよ。俺、自分ではそんなにガキっぽいって思わないですし。（ 納得いかず言い訳して ）…はぁ、先輩もまだまだですね。よし、今からゲームやりましょう。一から説明するんで、（ ← ）

確かに万里はあの世代にしては大人びてる方なんだろうけど、お前は同世代にしてはガキっぽい方じゃないかと思うよ。表の顔ならともかく、裏の顔を見る限り。( こくり ) ……え？ いや、何もそこまでして貰わなくとも……。――ちなみにどんなゲーム？( 何故ゲームする流れになってるんだ、と思いつつも何となく断れない雰囲気を察し←、相手の隣に座り)

……会社に居る時と違いすぎてガッカリしました？年齢的には大人ですけど、大人ってなに。（ 不満気に呟き← ）お、興味持ってくれました？ゲーム初心者にはマ○オ的なのからオススメします。ややこしいルールとか無いし、キャラも可愛いし。このゲームとかどうですか？（ 頬緩めながら何処か嬉しそうに説明を始めて、自分のスマホゲーム起動させつつ画面見せて ）

疑問が哲学的過ぎる。けど、全くガッカリはしてないな。むしろ俺としてはお前の裏の顔の方が好きだよ。人間らしくて。( 頭ぽんぽん ) 興味を持ったというか断れない空気を感じたというか……。……ええと、とりあえずこのキャラを操作して進めていくゲーム、って解釈で合ってる？( 見せられた画面上でぴこぴこと跳ねるキャラを指差して )

先輩…知りませんでした、先輩って優しかったんですね。（ じーんと感動し← ）まぁどっちにしろゲームをしてくれるっていう答えは変わらないですから。そうです、あ、キャラ走らせてる途中で障害物飛んできたりするんで、避けながらじゃないとゲームオーバーになりますよ。（ 頷きながらも重要な事を最初に忠告しておき ）

今知って貰えたのならそれで構わないよ。これからも末永く宜しく、茅ヶ崎。( 手を差し出し← ) 障害物を避けつつ走らせて行けばいいのか。操作方法は――結構単純なんだね。……うん、何となくは理解できた。試しに一度やってみるよ。( こくりと頷いて、ゲームのスタートボタンをぽちり )

はい。こちらこそ宜しくお願いします、千景さん。（ ぎゅっと手を握って握手し ）簡単ですよね？おー、頑張って下さい。…先輩がゲームしてる姿って結構レアだな。（ 隣で画面眺めながらぽつりと呟き零し ）

はは、まるで何かの取引でも成立したみたいだな。( くすくす ) 生憎とこういうゲームに関しては専門外だからね。でも、うん、初めてやった割には上出来なんじゃないか。( 着々とゲームを進めていきつつ )

そうですね、なんだろうこれ。（ ふはっと笑み零しては手を離し ）…飲み込み早いですね、もう第一ステージクリア出来そうじゃないですか。この調子なら、難易度上げても問題なさそう。（ 口許に笑みを浮かべながら楽しそうに眺め ）

何なんだろうな。まあ、一種の小芝居だったのかもしれない。( 手を引っ込ませ ) ……おっと、第一ステージっていうのはここで終わりか。ちなみに茅ヶ崎は、既にこのゲームをクリア済みなのか？( クリアの文字が浮かぶ画面にピタリと手を止めて、隣の相手をちらり )

小芝居…まぁ、取引だったとしても上辺ですもんね。（ 視線逸らしては小さく呟き ）おめでとうございます。勿論、最高難易度までクリア済みですよ。攻略し切った。（ ドヤ顔しながら頷いて ）

上辺だけのつもりは無いけどね、俺としては。( 僅かに目を細めつつ ) 流石にやりこんでるな。初見の俺には最高難易度は難しいだろうし――そうだ、茅ヶ崎。ちょっとその最高難易度とやらでやってるところ、見せてくれないかな。( スマホを相手の手に握らせて )

…本当ですか？意外な返事。（ ぱちぱちと目を瞬かせ ）いいですよ。その代わり凄い集中力使うんで、邪魔だけはしないで下さいね？（ スマホ画面を指でタップしつつ準備して ）

信じられない？ 俺たちの関係なんて上辺だけだろ、って言った方が良かったかな。( 首を傾げ ) ああ、分かってるよ。邪魔はしない。単に茅ヶ崎のゲームの腕前が見てみたいんだ。( 準備を進める様子を眺めて )

…それ言われたらキツいです。俺だけじゃなく、春組や劇団の皆も悲しむと思いますよ。（ 眉尻下がり ）ならいいですけど。…ふーん、俺の腕前が凄すぎてビックリするかもしれないですね。じゃ、スタートします。（ スタートと表示される画面タップすると真剣な眼差しで指動かして ）

だろうね。だから、上辺だけじゃなく、この劇団の皆のことは家族だと思ってる。――なんて、言葉を重ねれば重ねるほど嘘っぽく聞こえてしまうか。俺の言葉を信じるか否かは茅ヶ崎に任せるよ。( ふ ) はは、自分の腕に自信満々だな。……。( ゲームが始まると口閉ざしたまま画面と指の動きを見つめて )

信じますよ、先輩のこと。謎はあるままですけど、同じ劇団になってからは先輩のことちょっとは知れたし。（ 頬緩め ）……っしゃ、終わった。どうでしたか？（ 暫く沈黙流れて、パーフェクトクリアと画面上に文字浮かび上がると相手の反応気になり ）

もっと知りたいのなら聞いてくれれば答えるよ。可能な範囲で、だけど。( 掌ひらり ) いや、確かに驚いた。自分で自信満々に言っただけはあるね。最高難易度をパーフェクトクリアなんて、良いものを見せてもらったよ。( にこりと微笑んで、ぱちぱちと拍手を送りつつ賞賛し )

じゃあ、遠慮なく。…先輩って、趣味とかあるんですか？（ じっと見て ）完璧に攻略するのが俺ですから。それに、最高難易度に関しては本気で挑んでるんで。（ 賞賛されていい気分になりつつ口許緩め ）

趣味？ 毎日する事を趣味と呼ぶのなら、咲也とのコイントス勝負が趣味になると思うけど――それ以外で挙げるとすれば、やっぱりスパイス作りかな。( 指を顎へと沿えつつ ) 集中するあまり黙り込んでいたもんな。隣で見ているだけでも茅ヶ崎の本気度は伝わってきた。( うんうん )

ふーん…それは知ってる事の内に入りますね、他には？（ 緩く首傾げ ）分かってますね、先輩。伊達にゲーマー廃人レベルになるまでやってませんよ。（ ドヤ← ）

他か。茅ヶ崎がまだ知らないような俺の趣味といえば……。――機械を分解すること、かな。( ちらりと部屋のゲーム機に視線を向け ) 趣味も貫き通せば一種の強みだね。ゲームじゃ早々お前に勝てなさそうだ。

え。…ダメですよ、俺のゲーム壊したら。一生恨みますからね？（ サッとゲーム機の前に立って両腕広げながらガードし← ）そうですね、俺に勝つ気なら相当なゲーマー歴もたないと無理かと。

一生とは恐ろしいな。大丈夫、分解した後はきっちり元通りの状態に組み立てておくから。( 下ろす事を促すように、両腕をぽんぽんと叩いて← ) そう思うと、普段から茅ヶ崎とゲームをやってる奴らは凄いな。お前のレベルに渡り合ってるって事になるのか。

…先輩なら完璧に元通りにしてくれそうですけど、俺のゲーム機を分解対象にしないで下さい。自分の持ってる物でやってくれると有難いんですけど。（ 頑なにガードのポーズしたままで← ）そういう事になりますね。特に万里とはランキング争い頻繁にしてますし。

生憎と今は手元に分解出来そうな物を持っていなくてね。けど、茅ヶ崎にも分かるだろ。目の前に自分の好きなものがあると堪え切れなくなる気持ち。( 相手の背後に見えるゲーム機を凝視← ) あぁ、よく部屋にも来てるっけ。今のところはどう？万里にも負けてないのか？

それはよく分かります。…けど、俺のゲーム機は分解させたくない。ここは手を引いて下さい、先輩。（ 眉寄せてゲーム機抱えつつ見えない様に守り← ）ほとんど俺が勝ちますけど、偶に負けますね。まぁ、少し手加減して相手してる時もあるんで。（ ← ）

わかった。……じゃあ、一台でいいよ。( ← ) へえ、わざと手加減してやるとは優しいんだな。てっきり茅ヶ崎はゲームで手を抜かないタイプだと思ってたんだけど。( 意外だ、と言いたげに目を丸め )

嫌です。（ 即答← ）…嘘つきました、本当はどのゲームも本気出してやってます。本気で勝負してるから、こう言わないとなんか悔しいんですよね。（ 生粋の負けず嫌いな発言し、視線逸らして ）

ゲーム機、何台も持ってるんだろ？( じい← ) はは、正直だね。嘘を貫き通しても良かったのに。まあ、でも、そうやって同じくらいのレベルで競える相手が居るからこそ楽しいのかな。( くすりと小さく笑い )

…持ってますけど、一台も渡しません。先輩しつこいですよ。（ む ）なんとなく、嘘ついたままは嫌なんですよね。…先輩にも居ますか？競える様な相手。ライバル的な奴、（ 首傾げ ）

悪い悪い、お前が必死になる姿が面白くてつい。機械を弄るのは嫌いじゃないけど、わざわざゲーム機を分解したりしないから安心していいよ。( ふっ ) ライバル……。……うーん、どうだろう。俺は茅ヶ崎みたくゲームをする訳でもないし、こいつって言えるような人は居ないかも。( 少し考えるも眉を下げて )

面白がってたんですか…そりゃ必死になりますよ、大事な物ですから。…ならいいですけど。（ 構えていた力抜けて腕下ろし ）…そうですか、見つかるといいですね。本気のライバル。（ にや ）

会社じゃこんなに必死になってる茅ヶ崎見られないからな。お前が言うところの激レア、ってやつ？( 頭ぽすん ) ……？ ああ、そうだね。どうしてお前がにやついているのか若干気になるけど。( はて )

もちろん。エリート爽やかイケメンと呼ばれてる俺が、カッコ悪い所見せるわけにはいかないんで。（ キラキラスマイル← ）いや、先輩のライバルになる奴想像しようとしたら、未知すぎて想像出来なかったんですよね。

自分で言うのか？まあ、確かに会社内じゃその通りではあるんだけどね。俺もこの劇団に入る前はそういう風に思っていたし。( こくり ) 未知のライバルか。もしや俺のライバルは宇宙人なのかな。( ← )

そんな事ないですよ、ははっ。…って、言った方が良かったですか？（ じと← ）宇宙人…！先輩なら有り得なく…、……いや、有り得ないですね。（ すっと冷静になり ）

いいや、自分で自分をエリート爽やかイケメンと呼ぶくらいの方が本当のお前らしいよ。( くく ) ん？ 茅ヶ崎は宇宙人とかUFOとか信じないタイプ？( 首を傾げ )

…そうですよね、先輩には俺の本性知られてるし今更演技しても違和感あるか。（ 何度も頷いて ）信じてるタイプです。…ガキっぽいと思われるかと思って、ちょっと躊躇したんですよ。（ ボソッ ）

そうそう。寮に居る時くらいは本性のままで居たいだろ？( 頭ぽんぽん ) 大丈夫だよ。何せ俺も宇宙人やUFOの存在を信じてるタイプだから。――やっぱり、ああいうのはロマンがあるよな。( ふふ )

はい、普段演じてるんで肩の力抜いて過ごしたいです。劇団の皆には俺の事知られてるし、特に反抗してくる奴も居ないから楽ですね。（ 目を瞑って大人しくし ）まじか、意外な一面発見したわ。先輩すごく分かってるじゃないですか。（ 上機嫌になり ）

ここの劇団の人たちはいい人ばかりだもんな。俺もまだ来たばかりだけど、過ごしやすい。お前が同室だからっていうのもあるだろうけど。( 肩揉んでやり ) お褒めにあずかり光栄です。出張先で、UFOを見たことある人に出会った時は嬉しかったな。見つけたと思ったら、一瞬で姿が消えてしまったんだってさ。

そうですね、何だかんだいって皆お人好しというか…。…俺と同室だと、楽ですか？（ 口許緩め ）よく聞くUFOのタイプですね。俺も、人生に一度でいいから見てみたいです。写メ撮れなくても自分の目で確かめてみたいっていうのはありますね。

ああ、楽だよ。元々知ってる仲だし。茅ヶ崎としては、折角の一人部屋生活を奪われてしまって、残念に思っているかも知れないけど。( くすり ) その時に聞いた話によると、晴れた日の夜空を1時間見続けていると遭遇できるらしいんだ。まだ実際に試したことはないけどね。

最初は正直共同部屋っていうのが面倒で嫌でした。…けど、先輩と一緒に舞台の上立ったらいつの間にかそういう風に思わなくなったんですよね。（ 頬掻き ）へぇ、試してみたいけど一時間も空見てなきゃいけないとか…一時間あるならゲームに費やしたいです。（ ← ）

……へえ。それはよかった。舞台の上には、何か不思議な力があるんだね。( 肩とんとん ) まあ、きっちり1時間といかずとも、空を見上げない事には見つかるものも見つからないって意味もあるんじゃないか。茅ヶ崎は、ゲーム画面を見てる限り見つけられないかもな。( ← )

なにか魔法でもかかってるんですかね？（ ふ ）…なんか、そう言われると絶対見つけたくなりますね。ゲーマーの底力見せる時がきたか。（ ← ）

エリート共がなんか盛り上がってるけど、放っておこ。＿＿ポンコツ役者、出てきてよ。（ ぱんぱんと手を叩いて呼び← ）

至さんのレスは蹴るぞ。けど、魔法……？大人が盛り上がるような話なのか……？( むむ ) って、おい！使用人みたいな呼び方するな！ まったく、来て欲しいなら来て欲しいって普通に言えばいいだろ。( 不満げにぶつぶつと呟き ／ でも来る← )

この方が分かりやすいかと思って。ほら、ポンコツってすぐ迷子になるし…音がした方が迷わず来れるでしょ？（ ← ）別に来てほしいなんて思ってない。あと、文句言うな。（ ぐいっと相手の耳引っ張り ）

ま、迷子になんてなってない！あとポンコツでもない！オレが迷子になっている訳じゃなくて、お前らが勝手にはぐれるんだろ。( ← ) は？ だったら何でオレを呼び出し――…、いってぇ！引っ張るなよ！ 何か用件があったから呼んだんじゃないのか？( 反射的に一歩引いて耳を擦り )

はいはい、じゃあ俺達がはぐれない様にリードしてくれない？天馬が先頭歩いてくれたら、俺達離れないから。（ ← ）…呼んでみただけ。深い意味なんてないし、俺が暇だったから。（ 視線逸らし ）

……いや、先頭を歩く権利は譲ってやる。オレが先頭を歩いたりしたら、バレて大騒ぎになるに決まってる。( ← ) 暇つぶし相手かよ……。まあ、今なら暇してるし、付き合ってやってもいいけどな。――そういえば幸、昨日の夜作ってた衣装はどうなったんだ？( ちらり )

なんで上から目線なわけ？だったら、ちゃんとついてこいポンコツ。（ 眉寄せ← ）なに？文句ある？＿＿完成してるよ、俺の自信作。細かい部分直したい所あるかもしれないから、ちょっと着てみてよ。平均男子のサイズで作ってあるから、ポンコツでも着れると思う。（ ずいっと海賊衣装を差し出し ）

なっ！ だからオレはポンコツじゃない！ 仕方ないから着いていってやるけどな。( ふん← ) へえ、もう完成してたのか。わかった、着替える。――幸。このベルトってこう、でいいのか？( 受け取った衣装をまじまじと眺め、早速着替えを始めるものの途中でふと手を止めて )

途中で居なくなってたりしてね。手でも繋いどく？（ ぷくく← ）まぁね、作りがいある衣装だから楽しかった。あ、ちょっと違う、貸して。（ 相手の前に立つとベルトを付け直してあげて ）

繋ぐわけないだろ！？ 年上を馬鹿にするのも程々にしろよ。( むむ← ) ああ、なるほど、そういう付け方だったのか……。――よし。終わったぞ。( 感心したように付け直す動作を見つめ、着替えが一通り終わると相手に向き直って )

なんか、年上に見えないんだよね。なんなら、天馬よりも俺の方がしっかりしてるし。（ ふふん← ）ちゃんと覚えておいてよ、いずれ他の衣装にもこのベルトの付け方でやるんだから。…中々良いじゃん。（ 相手が着た衣装を下から上までまじまじと眺めて ）

馬鹿言え、オレの方がしっかりしてるに決まってるだろ。リーダーだぞ、リーダー。もっと敬われるべきじゃないか？( ← ) ああ、分かってる。自分の衣装が着れなきゃ意味ないしな。……着てみた限りでも特に問題はなさそうな感じだ。( 軽く腕を動かしてみたりしつつ )

リーダーだからって、しっかりしてるとは限らないでしょ。ポンコツを敬う？……考えたことない。（ ← ）分かってるんならいいけど、無駄に自信持っといて失敗したらダサいし。んー…ここ、もう一つなにか付けようかな。（ 相手の腰辺りにある装飾だけじーっと見ると考え込んで ）

お前な……！だったら今度、オレと幸のどっちの方がしっかりしてるのか監督に聞いてやる。答えは決まりきってるけどな。( 親指で自分をびしっ← ／ 監督「」 ) ……お前って本当、衣装に関しては細々としてるよな。( 真剣な相手の姿を見つめてぽつり )

は？聞くまでもないでしょ、俺の方がしっかりしてる。…ていうか、なんで監督なの？まぁ、他の人に聞いても変わらないと思うけど。（ 呆れた様な視線向け← ）当たり前でしょ、中途半端な衣装は作りたくないし。俺が納得するまで、より良い衣装完成させてやるんだから。（ 口許緩め ）

べ、別に監督を選んだ意味は特にない。が、劇団の奴ら全員に聞いて回るよりは、誰か一人に聞いたほうが手っ取り早く結果が分かるだろ。( ← ) へえ、……それで、ここの装飾は増やすのか？( 強気な言葉にふっと口角を上げて、とんとんと自分の腰辺りを指差しつつ )

ふーん。まぁそうだね、監督にどっちかを決めてもらった方が公平ではあるかも。（ 一度頷き ）うん、増やす。さっき思いついたんだけど、武器の小物入れ付けたら海賊っぽさ増しそう。（ 何処か楽しそうに提案し ）

なら、監督に決めてもらうので決まりだな。どんな結果になろろうと文句は無しだぞ。( ふふん ) 小物入れか……。付けてみても良いんじゃないか？実際に舞台で見た時にも見映えがしそうだしな。( 脳内に思い浮かべて、こくりと頷いて )

それはこっちの台詞。俺が勝っちゃうかもしれないし。（ ふっと笑い ）だよね。よし、そうと決まれば小物入れ追加決定。…後は今のままでもいいかな。（ メモしながら自分の顎に指当てて ）

いや、オレが勝つ。オレが勝った時には、ちゃんと敬えよ？( 相手の額をつんつん ) ……そのメモにいつも衣装のこと書き込んでるのか？( 少し前のめりになってメモを覗き込み )

絶対嫌だからその約束は出来ない。（ 眉寄せて手を払い ）まぁね。いつも使ってるわけじゃないけど、今みたいに追加したい物とか作り直したい時に書いてる。（ 相手にメモを見せてにっと笑い ）

はあ！？ どんだけオレのこと敬いたくないんだよ！( むむ ) すげぇな、このメモで衣装がより良くなってるって事か。幸の努力、だな。( メモをまじまじと眺めながらぽつり )

敬ってもらいたいなら俺に言わないで、素直な椋や九門にしてもらえば？（ じと ）！…当たり前、じゃん。というか、ポンコツが理解してる様な口聞くなっ。（ 照れ隠しに俯いてメモぐしゃっ← ）

椋や九門はもうオレの凄さが分かってるから良い。お前が一向にオレに敬意を払おうとしないから、敬えって言ってるんだろ。( むす ) ちょっ、何で褒めてやったのにキレるんだよ！？ あーあー、ほら、メモぐしゃぐしゃになってるぞ。( ぎょっと目見開いて眉を寄せ、メモを広げてやろうと手を伸ばし )

悪い、幸。撮影が立て込んでるから、暫くの間は顔を出す頻度が下がるかも知れない。

…分かった。敬ってあげる。（ "演技で"と心の中で呟き← ）別にキレてない、ポンコツがらしくない事言うせいだし。…はぁ、せっかく書いたメモ皺だらけなんだけど。（ 指で紙を伸ばしつつ広げて ）

ん、了解。人気者は大変だね、まぁ待っててあげるから仕事頑張りなよ。

え。――い、言ったな？ その言葉、忘れるんじゃないぞ。( 思わずぽかんとしてしまうものの、漸く敬う気になったのかと口許を緩ませつつ← ) だから、オレのどこがポンコツなんだよ！幸が自分でメモを皺だらけにしたんじゃねぇか。どうしてオレの所為にされなきゃ……。( 腑に落ちずぶつぶつ )

そう言ってもらえると助かる。頻度が下がるってだけで、来ないわけじゃないけどな。

はいはい、ちゃんと覚えとく。…ねぇ、具体的に天馬を敬うってどういう感じのがいいの？（ 喜んでる相手をスルーするとじっと目を見つめ ）方向音痴でホラー苦手なとこ。文句ある？…急に褒めるから、びっくりしたんだってば。（ ボソッと呟き ）

分かってるよ。…まぁ、もし来なかったら静かになっちゃいそう。天馬が居ないの寂しい──って、椋達が言ってたよ。（ ← ）

どういう感じだと？そりゃあもちろん……、もちろん……。( 続ける言葉が中々浮かばず、もちろんの四文字を小声で繰り返す度に徐々に目線が下へ落ちていき ) も、文句はある！ 別にオレは方向音痴じゃないし、ホラーだって全ッ然平気だからな！ ……ん？ あぁ。つまりは照れ隠しか。( にや )

なんだ、お前にも案外素直なとこが――って、幸じゃなくてあいつらの話かよ！？ ちゃんと合間を縫って来てやるからあんまり寂しがるな、って伝えとけ。( ← )

もちろん、なに？……はぁ、なにも無いんだったら、やっぱ敬うのやめていい？（ ← ）（ 言葉の続きを数秒待つものの続かない為溜息を零して ）へぇ？じゃあ今度ホラー映画観ようよ。平気なんでしょ？──違う。にやにやすんな、ポンコツ。（ むっとして相手の頬抓り ）

当たり前でしょ、俺は別に寂しいなんてこれっぽっちも思ってないし。部屋が静かで自分の好きなこと出来るから快適。（ ふん ）…わかった、伝えておく。

良いわけあるか！ ちょっと考えてただけだ！ 敬うのならまずオレへの口答えは無しだろ、あとは敬語を使うだろ、それから……。( ひとつふたつと指で数えつつ次々と条件を連ねて ) ――！？ い、いい！ 観ない！ そ、そういうのは一人で観るって決めてるんだよ。( うぐ ) いﾞっ。抓るなよっ。( 相手の頬抓り返し )

……本当にお前って可愛げねぇな。少しはあいつらみたいに寂しいとか言ってみろっての。( はあ )

…ごめんなさい、天馬さん。こんな感じ？……ねぇ、そんなにいっぱい条件あるの？（ 敬語を使って大人しめに謝ってみるも長くは続かずすぐに元通り、まだ条件を出す勢いの相手に問い掛け )ふーん、一人で観てるなんて今初めて知ったんだけど？（ じと ）…痛い。そっちこそ抓るな、（ 眉寄せ ）

ポンコツに可愛いって思われても困るからいい。…簡単に言えるなら、俺だって……（ ぽそぽそ ）

それから……。――！ いや、今の感じでいい。そういう感じがいい。( 更に条件を付け足すつもりでいたものの、敬語を使う相手が新鮮でピタッと言葉を止めて首ぶんぶん ) は、初めて言ったからな。知らなくても当然だ。( 視線すすす ) 先に抓ってきたのは幸の方だろうが。オレは正当防衛だ。( ふん )

なに！？ ……安心しろ、ちゃーんと来てやるよ。お前も寂しくないようにな。( 頭ぽすん )

…そ、こういうのがいいんだ？──天馬さん、今まで俺、生意気な事言っちゃってました。これからはちゃんと言葉遣いにも気をつけるので。（ 普段の自分を否定された気がして内心不機嫌になるも、演技を再開するとにこりと笑いかけ ）その割には部屋からひとつもホラーのDVD見当たらなかったけど？（ じー ）しょうがないじゃん、照れてるとかわけわからない事を言いだすから。（ 溜息吐き ）

！…俺、寂しいなんて言ってないんだけど。勘違いしてない？（ 相手の手首掴んで ）

――…やっぱり止めろ。エチュードでも何でもないのに幸にそういう態度されるのは、なんとなく落ち着かない。( 一時的に優越感に浸るも徐々に眉間に皺が寄り、ストップの意味を込めて片掌を突き出して ) うﾞっ。そ、それはアレだ、オレがDVD派じゃなく映画館派だから持っていないだけで……。( 冷や汗 ) わけわからなくない！ だってお前、オレに褒められたから、メモを皺だらけにしたんだろ？( じい )

言われなくたってオレには分かるんだよ。( ぽすぽす )

…なーんだ、結局いつもの俺がいいってこと？まぁ、俺もこんな態度俺らしくなくてつまらないから止めてくれて助かったけど。（ すっと表情から貼り付けていた笑みを無くすと、言葉遣いに気を遣うのが疲れた為力が抜けて ）映画館に一人で観に行ってたってことか。なら、俺もつれてってよ。今はこれ、やってるみたいだし。（ スマホでホラー映画の検索して写真見せ ）そう、だけど…力入っちゃっただけ。はい、この話おしまいっ。（ 言い訳上手く思いつかず無理矢理中断して← ）

なにそれ、エスパーのつもり？（ 視線逸らして ）

べ、別にいつもの幸がいいとは言ってないからな。ただ、何つーか、どうにも落ち着かなかっただけだ。( 自分に言い聞かせるように呟き、頬を指先で引っ掻いて ) だからオレは一人で観るって決め――！？！？ い、いい、いきなり見せるな！ びっくりするだろ！( ビクッと肩跳ねさせてスマホから顔逸らし← ) はあ？ 何で急に終わりに？ ……よくわかんねぇけど、まあ、いいか。( 首をひねり )

ま、そんなところだ。ともかく、戻って来るから鍵は閉めるなよ。( ぽす、と叩いて手を離し )

七幕読みきった。って、一応報告しとく。別に交代したいわけでもねぇからスルー推奨で。

ふーん。…俺が天馬に突っかからないの、違和感だったんでしょ？（ にやりと笑みを零すと相手の顔を覗き込み ）びっくりし過ぎじゃない？まるで、ホラー苦手な人の反応なんだけど。（ じとっとした目付きで溜息混じりに呟きつつホラー画像を画面から消して ）…天馬がポンコツで良かった。（ ボソッと呟き← ）

エスパーなんて、ポンコツには使えないでしょ。…わかった、開けといてあげるから帰って来たら撮影の話でも聞かせてよ。（ 視線ふい ）

そうも言ってない。突っかかってこないに越した事はないしな。――ただ、その、今みたく演技で敬われても嬉しくねぇし、お前の本心じゃないと意味がないだろ。( むぐ ) うっ……。に、苦手じゃない！ 唐突すぎてびっくりしたんだよ。( つい言葉を詰まらせるも強がるように視線を戻し、画面が消えている事にほっと小さく息を吐き出し ) ？？ なんだ、何か言ったか。( ぽかん )

ああ、撮影の話なら幾らでも聞かせてやる。幸はこのゴールデンウィークに予定とか入ってないのか？

あっそ。演技じゃなく、本心で…？…多分、そんな日は来ない。（ ずばっ ）へぇ、…ま、そういう事にしといてあげる。（ 密かにほっとしている相手の様子に笑いを堪えつつ上から目線に許し ）いや、なにも。空耳じゃない？（ 真顔 ）

特にない。日帰りで出掛けたりはするけど、旅行とか行く予定全くないんだよね。

おい！ 来ないとか言うな！ ――くそ。いつか絶対、本心からオレがすげぇと思わせてやるからな。( 悔しげに歯噛みしつつ拳を握り締め ) その映画。観に行きたいのなら、他の奴を誘ってみればいいだろ。( 心拍数落ち着かせるように胸へ手を当てて ) 空耳か……。あ、衣装は脱いだ方がいいのか？( 衣装ちら )

まあ、何処へ旅行に行っても混雑してんだろ。日帰りくらいが逆に賢明かもな。

はいはい、頑張って。俺は簡単に負けたりしないけどね。（ ふっと笑み ）別に観に行きたい訳じゃないけど、芝居の勉強にはなると思うから観に行ってみたい。椋…も、怖がりそう。一成はうるさそうだし、誰誘おう？（ 連れて行く人を考えると誰が最適か悩み ）うん、もういいよ。ちゃんと畳んで俺に返してね。（ じっと見 ）

そうだろうね。旅行って楽しいけど体力使うし、人混みで更に疲れそう…。俺には日帰りくらいが丁度良いのかも。

オレだって負けねぇよ。( ふふん ) 今後の芝居の勉強になるってのは分からなくもないが……怖がらない且つうるさくないような奴、か。万里さん、とかか？( 少し考え込むと思い浮かんだ人物の名前を挙げ ) ん。って、何でそんなに見てるんだよ。( 着替え始めようとするもぴたり )

ネオヤンキーか…いいかも、買い物とか付き合い良いしネオヤンキーにしよ。（ 相手から挙げられた名前を聞くと頭の中で万里を思い浮かべ、条件的に最適だと思えば勝手に決定して ）衣装に皺寄ったら困るから、気にせず着替えてよ。（ 目を細め ）

万里さんの都合は無視なのかよ……。けどまあ、万里さんなら大丈夫か。( この場に居ない人物の事を考えて苦笑を浮かべるも多分大丈夫だろうと勝手に判断し ) オレの着替えなんて見慣れてるだろ。( 首を傾げつつも脱いだところで、どういう風に畳むべきなのかと眉を寄せて衣装を見つめて )

大丈夫でしょ、日付まで決めたわけじゃないし。…どっかの誰かさんよりはね。（ 悪気無くさらっと言うと相手を眺めてくすっと笑みを零し ）そうだけど、衣装が心配なの。……ねぇ、ポンコツ、まだ？（ 中々手が進まない相手の様子に片眉上げて尋ね ）

……その誰かさんってのは、まさかオレのことを言ってるんじゃないだろうな。( 眉をぴくりと動かし ) っうるさい、今終わるから急かすんじゃねぇよ。……ほら。( 不慣れな手つきで衣装を畳んでずいっ )

さぁ？どうだろうね、天馬の想像に任せる。（ 首傾げながらわざとらしくとぼけて ）…全然ダメ、40点くらい。まぁ今回は許してあげるけど。（ 渡された衣装を受け取るものの点数を付けてダメ出しし ）

い、言っておくがオレだって、暇なときなら買い物くらい付き合えるんだからな？( じ ) 40点……！？ 仕方ないだろ、畳み方なんて知らねぇし。( 手厳しい点数に目には見えない矢がグサッと刺さるも開き直ったようにぽつり )

はいはい。じゃあ、今度お願いしようかな、荷物持ち。（ にや ）…次からはちゃんと覚えてきてね。俺から100点貰える様に頑張れ。（ ぽんと相手の肩に片手置きつつ慰める様に告げ ）

荷物持ちかよ？！ お前、もしかして、万里さんにも荷物持ちさせてるのか……？( ううむ ) ……そんなに言うんだったらお前が教えろよ、100点の畳み方ってやつ。( 肩の手をチラッと見て )

そうだけど、なにか文句ある？（ 態度で威圧← ）しょうがないからいいよ、しっかり見ててよね。（ 畳んである衣装をまた広げると一からてきぱきと畳直し ）はい、出来た。

お前って本当……。いや、別に文句ない。です。( ← ) ――も、もう一回頼む。( 手際良く畳まれていく様子を凝視していたものの、ぴっと人差し指を立てて )

なに？…分かってるならいいけどさ。（ ふん ）一回で理解してよ、ほんとポンコツ。（ 言葉の毒を吐きながらもわかり易いように先程よりゆっくりめに畳んで ）

――…幸の買い物って、荷物多いんだよな……。( ぼそ ) オレはポンコツじゃない。……。( 呼び方に訂正入れつつも手順を覚えるように相手の手元をじっと見つめて )

しょうがないでしょ、その時欲しいって思った物買っておかなきゃ。今度買おうなんて思って誰かに取られちゃったら嫌だし。（ 目を細め ）…どう？わかった？（ 相手からの視線を感じると目線上げて手を止め ）

――！ 聞こえてたのかよ……。まあ、欲しい物を欲しい時に買うっていうのは、分からないこともないけどな。( はふり ) ……ああ。やってみる。( こくりと首を縦に振ると綺麗に畳まれた衣装を広げ、依然として不慣れな手付きではあるものの先程よりは多少それらしく畳めて )

悪い、遅くなった。

聞こえてるよ、文句言われたままはすっきりしないし。そうでしょ？（ ふっと笑みを零し ）…さっきよりはマシかな。ポンコツなりに頑張ったっていうので加点してあげる。80点かな、（ 畳まれた衣装を眺めると高得点をあげて ）

次に来た時には無いかもしれないって思うと、同じ靴でも全色買ったりするしな。 ( うむ ) ――っし。どうだ、オレだってやれば出来るだろ。( 小さく拳を握り締めてガッツポーズすると満足げにふふん )

え、靴を全色？…これだからお坊ちゃまは。普通、全色なんて簡単に買えないから。（ じと ）はいはい、偉い偉い。この調子を崩さずに他の衣装もちゃんと畳んでね。（ 片手を伸ばして相手の頭をぽんぽんと叩き ）

なﾞっ、靴くらい別に大した金額じゃないだろ。強いて言うとするなら、寮だと置き場所が無くて困るくらいか？( 首を傾げ ) 当然だ、誰に向かって言ってんだよ。――って、子ども扱いやめろ！( 相手の手を振り払うように軽く頭をぶんぶん )

高い靴だったらそんな風に思えないけどね。…家にストックしておけばいいじゃん。（ 溜息混じりに ）俺様天馬様、でしょ？…精神年齢は、俺より下なくせに。（ 手を離すとべっと舌を出し ）

家にストック……。別に今まで思いつかなかった訳じゃないからな。( その手があったかと言わんばかりに目を見開くも直ぐにハッとなり ) 下じゃない！ 精神年齢“も”オレが上に決まってるだろ。( むっと眉を顰めると相手の両頬を引っ張って )

つまり、思いつかなかったんだ？良かったね、俺のお陰で方法が見つかって。（ くすくすっと笑い ）はぁ？どう考えても天馬の方が精神年齢下でしょ。（ むっとなると相手の頬を片手で抓り ）

ち、違う！ ……けど、寮に置けねぇから、幾つか選んで、残りは家に置くことにする。( ぽつ ) だから抓るなよ！ オレの何処が幸より下だって言うんだ。( パッと片手を離して頬を擦り )


急に悪い。やりとりはこれで打ち切りで頼む。募集板で声を掛けてから今日までの間、幸や他の奴らと話せて中々……いや、正直言ってすげぇ楽しかった。まだまだ話したくもある。だから、別に嫌になって打ち切りを頼んだ訳じゃない事は、分かって貰えたら助かる。頼んだ理由は単なるオレの身勝手って奴だ。
以上！ ここまで話し相手に付き合ってくれて有り難うな。返信はしなくて良いぜ。( 手ひら )