遅かったから…迎え来た。…だめだったか? ( 理由を述べながら、朝ぶりに会う恋人の姿に頬を緩ませ。しかし彼の表情も声にも何も変化のないことに不安を感じ、首を傾けながら問いつつ、 ) …はぁい。なら早く帰ろうぜ、外寒い。( あぁ、そう言えば外だった。身体が冷えきっているのにも関わらず、すっかり忘れていた故に彼の手が離れていってしまった事を残念に思いながら相手に背を向けて )