《背後交流》なりきりチャットの道の駅【呟き/雑談/総合板】

《なりチャの基本》

なりきりチャットには、様々な楽しみ方がある。単純に自分以外のキャラクターになりきって気分転換するようなものもあるし、シリアスに深い演技を楽しむこともある。物語り性が重視されているトピックでは、参加者全員が主人公であることを念頭に置かないといけない。そこで演じられるのは主人公が一人だけの冒険活劇ではなく、全員の個性が光る群像劇である。

なりきりチャットにおける物語りは、相手との共同作業で紡がれる。自分のキャラクターが一番じゃないと嫌だとか、自分の思い描いた展開通りじゃないと嫌だという人はなりきりチャットをするよりも、一人でじっくり小説を書く方が向いているかもしれない。

逆に展開を相手に丸投げしたり、機嫌取りにだけ努めたりするのも頂けない。過度な受け身は相手を困惑させるし、参加しても積極的に動く気がないなら、何の為の参加なのだろうか。それなら、いっそ最初から参加しない方が良いかもしれない。

相手がいることだから、自分の理想を伝えるのと同時に、相手の理想や希望にも耳を傾け、一緒に楽しもうとすることが大切だろう。

《なりチャの基本》

なりきりチャットは人と人のコミュニケーションの上に成り立つものだ。辛辣な所感を述べると、そこで嫌われてしまう言動は結局、なりチャの技術以前に「人としての思いやりや気遣いに欠けている」と疑える場合も少なくない。「不慣れだから、気遣えなかった」ということも当然あるだろう。しかし、そもそも背後さんが「自己中心的」なのは論外である。

自己中心的な背後さんは、複数の地雷を同時に踏み抜くことも多い。根本に「他者への気遣い」が欠けていると、あらゆるタブーを一度に犯してしまうことも有り得る。そのような言動を取らない為には「他人あってのなりチャ」ということを忘れないことが肝要だろう。自分が自己中心的な言動を取ってしまったことに気付いた時は、すぐに改めよう。

《なりチャの基本》

ここまでクドクドと書いてしまったが、以下に掲載したのも、どれも基本を抑えたロルである。興味を持ったトピックがあれば、そこではロルを求められているのか、求められているなら、それはどのようなロルなのかに着目しよう。先述した「参加時の注意」も参照の上で対応できそうだと思えるなら、参加してみると良い。


・パターン１
おはよう (にこっ)


・パターン２
おはよう (にっこりと笑い)


・パターン３
おはよう (明るく微笑んで)


・パターン４
おはよう (相手を見つけると、笑顔で挨拶をして)


・パターン５
おはよう (相手を見つけると、片手を上げて笑顔で声をかけ)


・パターン６
おはよう (相手を視界に捉えては、嬉しさに思わず笑顔となって片手を上げ、大きな声で挨拶をすると、駆け寄っていき)



互いに伝わり、参加者同士で楽しければOK。他にどんな御託を並べても、これはなりきりチャットの鉄則である。独特な用語や慣習があったり、細かなルールが解説されたりしているのを見ると、ハードルが高いように思えてしまう人もいるかもしれないが、ルールがゆるいトピックも沢山あるし、つまるところ「なりきっているだけのただのチャット」だ。

ガチガチに気負う必要はない。大切なのは最低限の礼節や「皆と楽しんでみたい」という気持ちではないだろうか。興味があったら飛び込んでみてほしいと思う。

また、ルールは本来、皆が楽しめるようにあるものなので、ルールに凝るあまり、楽しめなくなるのでは本末転倒とも言える。ルールを提示する側にも、される側にも謙虚な気持ちと思いやりは常に欲しいものだ。