無しって言ったよな、わたし (まだ赤い顔で結月のことをじとーっと見て) ま、いーけどな やってみたら思ったより気持ちよかったし そろそろ戻るか すぐに暗くなるしな (さばさばした顔で、山の稜線にほとんど沈んでしまった夕日を背に歩きだして)