噂話 2018-02-27 15:25:17 |
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大分参加者様が集まってきましたので、この辺りで設定についての補足説明をさせて頂きます。
設定と言ってもトピック作成のために主が妄想を詰め込んだだけの内容になりますので、あくまでご参考までにお暇であればご覧ください、といった程度でございます。
長々とした内容ですが実際ギャグ中心の日常会話には然程関与致しませんので、ご興味があればご覧くださいませ!
【七不思議について】
彼らは現世に多く存在する死霊の中でも、その存在を噂として語り継がれることにより力を強めた特殊な存在です。
見えなければ居ないと同意義。あやふやな存在である霊は認知されればされるほど力を強め、逆に忘れ去られればその存在を保つことが出来なくなってしまいます。忘れられた噂は霊と共に人々の記憶から消え、また新たな噂が生まれれば力を強め七不思議の欠番を埋めていきます。
故に根強く噂される「トイレの花子さん」は七不思議連中の最古参であり、最古参でありながら"第七の噂"を冠しているのです。
そのため七不思議達が冠する番号は欠番を埋め継いできただけのもの、番号と彼らの派生時期が連動していないのはそのためでございます。
噂が彼らを確固たる存在にする、そんなあやふやな彼らにとって自分達を視認する黄泉渡りは非常に重要な存在となります。
それを意識してか、はたまた無意識か、どちらにせよ怪異達が黄泉渡りを構いたがるのはそういった本能が働いてのことかもしれません。
また、彼らの影響力は自らが関する噂によって変わってまいります。
噂の根付く場所や彼らが生前思い入れのあった対象には特に影響力が強まり、敷地内からは出られないものの敷地の端に行けば行くほど無力となります。
場所で言えば「異界階段」は階段、「トイレの花子さん」はトイレ等、自分のテリトリーでは特に物質への接触等が容易に行えます。
特定の物ならば「首吊りバスケット」はバスケットボール、「呪いの本」は書物等、思念の残る物質はテリトリー外でも他の物質より触れることが容易です。
とはいえ各々噂を冠し強い力を持った霊達のため、あくまで慣れない場所や物に対してはやや干渉しにくい程度にお考え下さいませ。
【黄泉渡りについて】
黄泉渡りは読んで字の如く、生者でありながら黄泉との境を渡ったことでこの世のものではない存在を視認できるようになった人間に対する呼称でございます。
この学校においては「異界階段」と「合わせ鏡の呪い」が異界とのつながりを持っていますが、特に人間が意図せず渡りやすい「異界階段」が主に黄泉渡りの選定を行っています。
黄泉渡りとして怪異達を視認出来るようになった人間は、一度異界を渡ったことにより他者よりも肉体が異界に慣れてしまいます。異界に慣れた肉体は彼らの姿を視認するだけではなく、実体のない彼らへの接触までも容易にします。
視ることも触れることも出来る存在はどうしても愛着を生んでしまうもの、けれど彼らは紛れもなく死者であり現世に留まる亡霊でございます。
黄泉渡りが怪異達に触れられるということは、怪異達も黄泉渡りに触れられるということ。
その関係に悪意が孕めば彼らは途端に危険な存在になり得ることをどうかお忘れなく。
また、黄泉渡りの感知能力は異界との境目を渡った経験を重ねることで相乗されていきます。
例え何らかの理由で幼少期より霊的存在を視認出来た人物であっても、特定の土地に根付く怪異を視認するためにはその土地に付随した異界を渡らなければなりません。
それ故に以前から霊的存在を視認していたにも関わらず、また新たに校内の異界を渡ることで改めて七不思議を視認した、という不幸な少年もいるようです。
ただ裏を返せば異界との境目さえ渡らなければ、たとえ神道に属した人間でも霊的存在を視認することはできません。巫女にも関わらず在学一年目を呑気に過ごしてしまった彼女がこの例に当たります。
個人差は勿論多少ありますが異界との関わりを持つかどうかは怪異達の采配やただの偶然など、所謂運命のようなもの。黄泉渡りになってしまったなら、不運だったと諦める他ないでしょう。
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