七不思議に憑かれています!! ( 半指定 / 3l / 学校の七不思議 )

下記、トピ主のプロフィールになります。何だかうっかり筆が乗り長々と書き綴ってしまいましたが、長さ＝良いという認識ではありませんのでご安心ください。
プロフィールが長かろうが短かろうが、あくまで相性を見させて頂きます次第です。


名称：第七の噂「トイレの花子さん」
真名：花桐 鹿乃子(はなきり かのこ)

容姿：身長154cm、すらりと少々細っこい体つきで死人故か肌は真っ白。目鼻立ちは整っているがつり目なせいかややきつい印象を受ける。真黒な髪を所謂おかっぱ頭にしており、長さは肩に軽くつく程度。血が透けた様な赤黒い瞳は右目だけ医療用の眼帯で隠されている。
ちゃっかり高校の制服を着用しており、長袖のセーラー服に指定と違う臙脂色のスカーフ、セーラー服の裾を入れ込むようにして臙脂色のジャンパースカートを重ねており車ひだのプリーツは膝丈程度。白の三つ折りソックスに上履きが常時のスタイル。また左手首に包帯を巻き、その上から赤い紐で結んだ鈴をブレスレットの様に身に付けている。

性格：七不思議として名の知れたあの花子さんだが、性格は下世話で悪戯っ子。霊なのを良いことに女子トイレだろうが男子トイレだろうが平然と居座り、存在を認知したが最後社会的に死にかける悪戯で存分に可愛がられる。駆け込んだトイレの個室を全て使用中にしたり、使用中にペーパーを盗み取ったりとそこそこ悪質な行為を仕掛けてはげらげらと笑い転げるがさつな少女だが、本質は構われたがりな天邪鬼。本気で嫌がられる前に引いたり、無視を決め込まれるとそれなりにへこんだり、やることは悪質だがそれなりに黄泉渡りを大切に想っている様子。ただし反省はしない。

備考：七不思議としてはかなり有名な部類の噂で、この学校の怪異としては最古参。生まれは恐らく大正時代まで遡り、若い容姿だが年月としてはかなり長い間現世に留まっている。
死因は失血死だが、失血に至る以前から衰弱していた模様。生前いじめられっ子だった少女は唯一の友人である少女と会うために人気のない女子トイレを利用していた。三番目のトイレにて待ち、三回のノックの後に「遊びましょ」の呼び声を合言葉に秘密で顔を合わせていたが、ある日それが他人に漏れてしまう。いつものようにトイレで友人を待っていると合言葉が聞こえ返事をしてから個室を出ようとしたところ扉が開かず、閉じ込められてしまう。その後も問答は続くものの日を跨いでも家に帰ることも出来ず、過剰ないじめにより個室に閉じ込められることとなる。そんな中も呼び声にだけは返事をしていたが、次第に二人だけの秘密の合図を漏らしたのは友人なのではないか、もしや扉の外で自分を閉じ込めているのは友人なのではないか、問答を繰り返すことで自分が生きていることを確認しているのではないか、そんな疑心暗鬼が祟った末最後は残った体力を振り絞り鉛筆削り用の小刀で友情の証としていた飾り紐もろとも手首を切り自殺する。
中々に壮絶な過去ではあるが、当時の見知った人間も殆どなくなってしまった今は怨みといった感覚も薄れている様子。生前に良い思いがなかったからこそ今は死後のゴーストライフを謳歌している真っ最中。因みに好物はシベリア。

ロルテスト：
＿＿はぁい、呼ばれて飛び出て花子さんだよう！もーやっばぁい、今年黄泉渡りクソ豊作……あ、クソってやばい的な方ね？トイレジョークとかじゃないからね？
(こんこん、と扉をノックする音。トイレに籠り始めて何万回と繰り返された呼び出しだが先日同類の異界階段から報告のあった生徒であることに気付くと壊れんばかりの勢いで扉を開け放ちながら登場し。第一印象はしっかりと女らしく、気取ってウインクをしてみても眼帯故に相手の目に映るのはウインクというより普通の瞬きなのだが気を留めることもなくぺらぺらと会話を続け。頬に両手を当てながらきゃっきゃと喜べば、怪異らしい恐ろしさなど欠片もない何とも残念な冗談にくすくすと笑みを浮かべて)