☩☩☩☩ 2018-02-26 21:09:24 |
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>田中様
__なんだい。此の髪が気になるか?、、内緒にしとくれ、ちィと訳有りでね。
( 相手の戸惑う声にいいから、と声を掛け、ずんずんと進んでいれば、ぐん、と唐突に後ろに引かれる心地に踏み留まる。すると後方には痛々しく痣を浮かべた彼。転んだか、と瞬時に察せば、舌打ちを溢す前にあちゃ、と呟いた。痣は地味に痛い。同情を籠めて、走り出そうとする相手に無理しなくても良い、と声を掛けそうになったところで呆然と此方を、否、正確には髪を見つめている様子に気付いた。ああ、彼にば映ってしまゔのか。そう思考を巡らせれば目を細め、少しばかり威圧を乗せた笑顔を浮かべ、こそりと耳打ちをする。それから彼を見つめては、にこりと清々しいほどの笑顔を浮かべたところで彼を抱き上げた。 )
ッと、気張りな、坊主。痣くれェ、俺ンとこで治してやッからよォ、
>鬼灯様
どーぞ、御贔屓に。
( 己を下にする発言にげえ、と顔をしかめた。そりャァ、将軍様より上はいねェけどよォ、少しばかりまごついた口調で発せば、もにもにと形容しがたい顔で唇を歪ませ、一言。勿体無ェ。と呟き。その後の不確かな約束にはいつも通りの笑顔に元通り。からからと鈴を転がしたように笑い、軽快に告げては「御仲間さんや、ちョいとばかし訳有りも、内密事項ではありャァ守るんで、お困りの際にャ気軽に御相談を。」と誘導では飽き足らず、宣伝を打ち出して。 )
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