好きとか嫌いとか（〆）

用事？手短に済むなら聞くが、そうじゃないならまた今度にしてくれないか。ほら、もうすぐ授業も始まるしさ。
( するりと、ごく自然に腕を絡ませてきた五十嵐にギョッ、と瞳を開眼させ一瞬体も強張り。周りにいた生徒、おもに男子達も色めき立ち一斉に羨望の眼差しを向けてくる。学年一の美少女と言われ高嶺の花である存在とぴったり密着されているのだから嫉妬の炎を燃やされるのは当然といえば当然で。加えて雫と五十嵐、2人の間に何故かピリピリとした空気が流れ始め居心地悪そうに頬をかきつつ無意味に視線を彷徨わせていると自分に用があると言う五十嵐に上記を。キョトン、とした顔から徐々に少し申し訳なさそうな表情に移り変わっていき、 )

( / いえいえ、この時期はなにかと忙しいですから！お互い無理せず、楽しむことを第一としましょう！笑
こういうしたたかな子結構好きだったりします。そして言葉遣いで分かる！五十嵐さん絶対育ちの良いお嬢様キャラだ…！←
臙条が乗るかどうかは置いといてデートのお誘いとか、どうでしょう？？焦る雫ちゃんが見たい…！← )