好きとか嫌いとか（〆）

あっ、……じゃあ遠慮なく。
（アイスコーナーへと向かおうとしている相手の背中にありがとう、と素直な気持ちを伝えようと思ったが自分の中のツンの部分がそれをさせないようにしているため別の言葉を口に出して。相手の返事も聞かず友達の手を強めに掴むとその子の戸惑いも気にしない様子でズンズンと飲み物のコーナーに行き。『雫はさー、さっきのクイズの時みたいに素直になればいいのに。そうしたら臙条君も雫のこと好きになってくれるかもよ？』と掴まれた手を離しその手を自分で優しくさすりながら言う友達に対し自分は大好きないちご牛乳のペットボトルバージョンを見つけニコリと笑った後それを取ると「臙条君は多分可愛い彼女がいるから、私が素直になったところで好きになってもらえる可能性はゼロに近いよ。」と言い、大好きなそれと今度は優しく友達の手を握ってアイスコーナーにいるであろう相手にの方へ向かって。）


（/ちょっと今回長くなってしまいました。
性悪臙条君、やっぱり良いキャラですね〜。
ヤキモチイベントにつきましてはここの分かれたところで臙条君が学年一の美女（←すごく重要です（笑））と親しげに話していてそれを帰ってきた雫が見て勘違いする…とかですかね？それか、この購買のお話は大きな事件もなくサラーッと終わりにして、次の場面展開でヤキモチイベントを発生させるのでもありですね〜。）