ナレーター 2018-02-17 14:36:55 |
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: 世界観
( あらすじ ) 目が覚めるとそこは見たことのない小さな街。自分の姿が欠片もない容姿に変わっており、加えて手に握っていたのは1枚の役職が書かれた小さな紙。話を聞き回っていると、1人の親切な方が現実世界とは違うこの世界のことを教えて下さりました。
( 説明 ) 人生を1つの物語 ( ストーリー ) だと例えるようで、物語は今回で×××回目。物語が終わる度にその役職を失い、新しい物語が始まりそれと同時に新しい役職も与えられる。与えられた者はその役を全うし演じ生きなければならない。役を演じ生きることを放棄した者はこの物語から即退場、それを " 悪夢の箱庭行き " と呼ぶ。自我を失ってしまい永遠に悪夢を見続けなければならない。箱庭から脱出するには舞い降りてきた新たな役を勝ち取ること。役を演じきれなかった者より相応しいと証明した者は物語に再び登場することができる。一度箱庭行きになった者が語っていたため確かな情報だ。役を放棄した者の他に、役を演じきれなかった者や自分の不注意で他人に殺害された者も悪夢の箱庭行きとなる。その中でも確実に箱庭行きとならないのは " エンドロールに名を残す " こと。エンドロールに名を残すことで才能があるということが認められるのだ。自我を失わずに生き延びるためには、役を演じきり " 役を生きる " こと、ただそれだけだ。
( 街 ) 一時期は不安定だったものの現在は活気があり住民同士も仲が良く笑顔で溢れている。ただそれは " 物語上 " 成り立っているだけで、自分が生き延びようと他人を陥れ自我を失わせる者もいるのだとか。" 好き " の感情は嘘なのかもしれない、はたまた感情を押し殺している者もいるのかも。
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