共に召しませ、禁断の果実 / 人数制限有 / 3L

( / 此方、遅ればせながら主のプロフィールを上げさせて頂きます。)



「私は山羊。さあ、共に禁断の果実を食しましょう」
「危うさを黙って見守るなんて、善人ぶった卑怯者がすること。私も、その卑怯者の一人よ」

役割:山羊
真名:ナディーシャ・イブラヒム
年齢:22歳
性格:温和で淑やか、争い事を好まず平穏であることを求める。上品で女性らしい振る舞いから生前は相応の身分であったことが予測される。穏やかで理性的だからこそ人柱に対する個人的な思い入れが強くなってしまうタイプで、自らに課せられた運命とまだ生ある人柱たちへの慈悲の間で感情を揺らしている。その身を異形に変えてもなお人間臭い躊躇を捨てきれない質だが、それでも自らの役目を受け入れているからこそ世界の仕組みを否定し抗うのではなく、ただその行く末を黙認するエゴを孕んだ狡さを内に宿している。
容姿:
(人間の姿)身長167cm、適度に筋肉質でしなやかな体つき。年齢相応に女性らしい体型で、手足が長い。チョコレート色の肌は異国の出自を匂わせ、長い睫毛に縁取られた瞳は明るい青緑色。焦げ茶色の髪は毛先に掛けて柔らかなウェーブを描き、前髪は額が出る程きっちりと編み込みを、横髪は右が長く左が短いアシンメトリー。後ろ髪は背中まであるものの細かな編み込みを施し、そのまま項の辺りで纏めている。
服装はエスニック調のものを纏っており、基本露出は少なくロングスカートが主。
(本来の姿)頭には山羊のマーコール種に近い螺旋を描いた角、髪と同色の耳が生えている。腰から下の下半身は完全に山羊のそれとなっており、毛むくじゃらの足に硬い蹄を備えた姿は神話に記されるパーンやサテュロスに酷似する。下半身の異形化に伴い体長は角を含まない頭から足先までで180cm、角を含めば2m超という巨体になる。
異形の体故に纏う服は生成の布を巻き付けただけのもので、たっぷりとしたドレープが胸元や腰を飾っている。首元や手首、額などにはトルコ石と細密な銀細工をあしらったアクセサリーが揺れる。

備考:一人称「私」、二人称「貴方」。
禁断の果実のひとつ、葡萄を運ぶ担い手。担い手となる以前は中東にあった小国の皇女であったが、多発する争いの中で敗戦し、侵略者の手により火刑に処される。瀕死の最中担い手から果実を受け取ったことにより人柱候補として延命。亡国となった自国の復活を願うものの、自身の願いのために他人を侵す行為に躊躇した結果、人柱候補から脱落する。
果実を与えた葡萄の少年の自棄とも言える躊躇の無さを危うく思うものの、甘さ故に躊躇し結果異形に身を落としたからこそそれを咎めることも出来ず。静観しか出来ない罪悪感からか、葡萄の少年を弟の様に目を掛けている。