共に召しませ、禁断の果実 / 人数制限有 / 3L

「大丈夫、あなたがいい人ならきっと、神様は助けてくれるわ。この世界に悪い人なんていないんだから。」 

「神様が助けてくれた！それにこんな元気な身体もくれて、お願いごとも叶えてくれるの。こんな素晴らしいこと神様しか出来ないわ！」

名前:朝日奈　梢　(アサヒナ　コズエ)
年齢: 12
果実: 檸檬
性格: ニコニコと人懐っこい笑みを絶やすことのない明るく感情豊かな社交的な少女。元々は、やや内気で死という言いようのない不安感に飲まれつつあったが、両親の支え、そして大好きな本の主人公に影響される形で、内気な性格は薄れていった。病気のせいで他人との交流が希薄な上に、彼女の他人は本の中の人物であった故か、夢見がちで空想の世界に浸り気味。出会った人に本の中の人物に当てはめ、アダ名をつけることが最近のお気に入り。外に出られることは滅多にないと医者から宣告された彼女を憐れんだ両親から与えられるのは、ファンタジー系の本ばかりで世間のことを知るものは殆ど無かった。そのため、常識のじの字も知らない箱入り娘。それに加え、マイペースで彼女のペースに付き合っていたら疲れることは間違いないだろう。そして、彼女の思想の中で特徴的で、人によっては厄介だと言えるのは余りにも素直で無知なこと。彼女の見る世界は、皆が皆幸せで根っからの悪い人なんてどこにもおらず、いたとしても神様がやっつけてくれる。そして、いい人は死ぬことはないと、夢のような世界で彼女は生きている。

容姿:見事に真っ黒な髪は、ストンと胸下まで真っ直ぐ伸びた柔らかな髪質。普段はそのまま下ろしているが、黄色のリボンで上の方で一つに纏めることも。前髪は目にかからないように綺麗に切り揃えている。髪色と同色の瞳は大きくもやや垂れ下がっている。色の悪い唇に、日にあたってないと一目でわかるような不自然に青白い不健康な肌色。体型も動いてなかったせいで、骨と皮のみで構築されてそうなほど細く、美しい細さとは程遠い。そのため、もっと健康的な肉付きになるよう以前より食事の量が増えている。身長148cm。
白地に薄いピンクや黄色、水色などの様々な色が散りばめられたオフショルダーの長袖ワンピース。黒い細身の革のベルトをつけており、上に灰色のショールを羽織っている。下は黒色のタイツに黒いニーハイブーツを履いている。そして、移動手段である黒い電動車椅子に常に乗っている。

備考: 一人称、「わたし」二人称、「あなた」
車椅子で移動をしているが、全く歩けないわけではなく長距離を移動する筋肉がないだけ。必要とあれば、多少の距離は歩くことは出来るが、走ることは体力が追いつかず数メートルのみしか走れない。
現在の状況については、あまり実感がなく果物をとられて異形になることに対して恐怖はなく、そして願いもとりとめ強い思いのない漠然としたもの。それよりも、本の主人公のように動けることが楽しくて仕方がない。ただ、他の人柱候補に果物を渡そうとは考えてはおらず、わたしの願いであなたの願いを叶えるからください、なんて平然と言ってのけるだろう。
元は、日を追うごとにゆっくりと体の細胞が死滅していく難病にかかっていたが、両親からは家にいつか帰れるからという言葉を信じ、理由もない希望に縋っていた。死期が近いことは薄っすらと感じていたが、神様が助けてくれる、死ぬことはないと、考えており今回のことも神様が助けてくれて、与えた試練だと前向きに考えている。
願い: 皆の願いが叶うこと。


(/時間ギリギリで申しわけありません。檸檬でkeepさせていただいておりました>9の者です。pf、完成致しましたので提出させていただきます。
不備や相性の方で合わないとありましたら、お手数ですがご指摘または遠慮無くお断りいただけたら幸いです。ご検討の方、よろしくお願いします。)