❀✿ 審神者養成学校 ✿❀　

　❀　審神者候補生

[ 判断基準 ] 霊力の量や質で選出された者達。人手不足故に審神者として刀剣男士を正しく導ける人物かどうかは考慮されておらず、ブラック本丸を生み出してしまう様な人物も入学する。後々の適性テストで退学に追い込まれる問題児も居るが、一二年生の人間関係のトラブルは特に多い。
量が多くともブラック本丸を生み出す様な者も居れば、少なくとも霊力の質が良く思い遣りのある審神者となれる者も。

[ 制服 ] 政府から支給されたもの。女性は白衣に緋袴の巫女装束、男性は白小袖に浅葱色の差袴と呼ばれる神職に携わる人物が着用する袴が制服となっている。冬場は女性が薄水色の千早、男性が薄群青の狩衣をその上から着る。
アレンジは神への冒涜として禁止されており、一般的な装いのみ許可。

[ 学業制度 / 一二年生 ] 一二年生は歴史修正主義者について、審神者や刀剣男士の必要性などの触りの部分のみ学ぶ。二年生の三学期に行うテストは最初の審神者適性テスト。事細かな項目に分かれて判断され、此処で一定の成績を修めなければ記憶を消され元居た時代に戻されてしまう。
尚、項目の一つを例として挙げればブラック本丸の刀剣男士と和解し協力し合える器か、というもの。その項目の結果次第では審神者に就任した際、ブラック本丸の建て直しに出される事も。一二年生は実習が無く、主に座学＋現世で行われる体育の授業。
サポーター兼パートナーとして一振りの刀剣男士を側に置く。

[ 学業制度 / 三四年生 ] 三四年生となれば顕現の方法から手入れの仕方など、審神者としての仕事を主に学ぶ。疑似体験として模造刀を使う事もあるが、未だ座学の方が多い。体育では普通のスポーツの他に週一で護身術を習い、本丸が歴史修正主義者に襲撃された場合に逃げ切れる様最低限の動きを学ぶ。四年生の三学期に行われるテストが適性テストとなっており、ブラック本丸を生み出すであろう人物は此処で殆どが退学となっているらしい。
サポーターとして二振りの刀剣男士を側に置く。

[ 学業制度 / 五六年生 ] 五六年生、特に六年生は見習い審神者と呼ばれる様になる。特殊な機器を使用し、仮想空間で実際に霊力を使った顕現や鍛刀し、それで顕現された刀剣男士と歴史修正主義者を仮想空間で戦わせるなど本格的な部分を学ぶ。体育も週二で護身術を学び、仮想空間での実習も多く行われる。
六年生の三学期は見習い審神者として実際の本丸に住み込み、審神者としての仕事を見学し刀剣男士等と触れ合う機会が設けられている。そして三学期の最後に行われるテストで一定の項目をクリアした者が晴れて新人審神者として扱われる。
五六年生の成績優秀者の襟元には桜を象った金のブローチが着けられ、祝金を貰える他に審神者となった際の初期資源が割増で贈呈される。
サポーターとして三振りの刀剣男士を側に置く。

[ 全体制度 ] 一日六時間、一時間目は六十分の授業で間に挟まれる休み時間は十五分。四時間目後の休み時間のみ一時間取られている。放課後は午後七時までに寮に戻る事を義務付けられており、学校の敷地内から出る事は不可（情報漏洩対策の為）。必要なものは学校の購買及び寮一階の売店にて揃う様に手配されており、特殊なものは寮一階の談話室に複数設置してあるパソコンから注文出来る。通信機器は政府から所持を禁止されている為、もしも持ち込んだ場合は即刻で記憶を消されて退学。
候補生は全員寮で生活しており、長期休暇も家に帰れない。無事卒業した場合も政府の人間が付き従い、挨拶もそこそこに与えられた本丸へ移動となる。
審神者候補生となり審神者に就任する＝現世での生活を捨てる一択だが、入学の際はその旨を伝えず入学式の挨拶で伝えられるなどブラック政府寄り設定。勿論退学となれば審神者に関する記憶を消されて家に返されるが、その間の時間は空白の時間となる為記憶障害として処理される。

[ サポーター ] 審神者候補生が円滑に活動出来る様に刀剣男士が一振り以上付く。但しある一つのブラック本丸にて人間不信に陥った刀剣男士である為、一二年生はその刀剣男士との良好な関係を築く様にも言われている。審神者候補生がサポーターとなる刀剣男士を選ぶ事は不可能。