とぴぬし 2018-01-05 23:10:38 ID:a82868fa8 |
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ん、そろそろ帰るね。また話したくなったら俺のこと呼んでよ。君みたいな可愛い子の為なら世界の果てにからでも飛んでくるからさ。(ふらりと立ち寄った鳥籠、そこで夜空を眺めていたらしい未だ幼い歌姫とばっちり目が合い、求められるがままに彼女の住処に立ち寄り。長旅に酷使した羽を休める傍ら、他の歌姫たちが紡ぐ旋律に聞き入り、時には彼女に語りかけ。月が天高く昇りきった頃におもむろに立ち上がれば、檻越しに逢瀬を交わした囚われの少女を振り返り、口角を吊り上げて。よくある口説き文句にくすくすと楽しげに笑って見せる少女が一瞬だけ浮かべた寂しげな表情に言及することはなく、首から提げた年季の入ったゴーグルを再び装着し、左右に広げた二対の大きな翼を羽ばたかせながら緩やかに宙に身を投げ/↓)
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