術師 2018-01-01 04:23:59 |
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(一度書いたものが消えたのでやや語彙力が萎んでますがご容赦ください(燃え尽きた顔))
>○一一 いち
(弾かれたように振り返れば、この本丸を訪れた際、一度相見えた洋装の麗人が悠然と佇んでおり、飢餓の不快感でやや鈍った思考が一瞬斬るかと指に力を込めさせる。しかしかの人との距離に余裕がある中でも油断は決してしない思慮の深さを感じ取り、それが焦げ付く思考を冷やし彼女の意図が分かるまでは頼るにせよ斬るにせよ動くべきではないと思い直した。低くした重心を戻して白装束を整え直ししかしその下に左手は隠して改めて向き直る。)
へぇ…そう。それは良かった。
危うく斬ってしまうところだったよ。
ところで聞き捨てならない言葉が聞こえたような気がするんだけど……どういう意味かな?
(美しい笑顔。だからこそ仮面の役割を果たすその笑みとともに告げられた「危害を加えかねない」という言葉に片眉を釣り上げ聞き返す。その言葉に覚えがない訳では無い。まとわりつく渇きの感覚の中に微かに燻る衝動は、未だ正体こそ不明だがその矛先が自分の主に向けられているということだけは確かだった。その真意を推し量ろうとするかのように弧を描く目元を、じ、と見つめ)
>二○三 日暮
おや、主、無事かい? ……うん、ピンピンしているねよかった。
(静かだかよく通る声を耳にすれば、ふ、と体の力を抜いて振り返り、意識して柔らかな声音で無事を確認すれば目を細めて一人頷いた。)
一人で見知らぬ部屋に放り込まれていたからね。
大切な主に何かあっては本丸の皆に申し訳が立たないだろう?
―――それに主が不埒者相手に大立ち回りしていたら、止めてあげないと相手が可哀想だと思ってたんだけど……その心配は要らなさそうで安心したよ。
(過剰な程の警戒のわけを問われれば、一つ真実を、一つ冗談交じりにからかってみる。次いで体調を気遣う言葉を受けて彼女の目を見ればその目に曇りはなく、「とくに変わってはいないようだ…良い意味でも悪い意味でも」と正直に述べた)
無事に合流できたのはいいんだけれど、
主は今まで何処に?
(未だ不明な点が多いが、自身が置かれていた状況を鑑みて主もどこか部屋に寝かされていたのかとその場所を問い、「僕はあっち」と指さして自分の部屋の方向も付け加え)
(/167なのでどう足掻いても若干日暮れちゃんより低いんですよね最高ですね。
こちらこそよろしくお願いします〜)
(いったん切ります)
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