花を吐く患者 2017-12-28 21:33:08 ID:ad134b26a |
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洋風の屋敷の前で突っ立っていると、此方に向かってやって来る人影が一つ。嗚呼、徹さんだ。元軍人らしい強面。頬の切り傷。門に姿をあらわした戦友は、数年前に見た彼となんら変わってはおらず、圭一は安堵する。変わっている所があるとすれば、軍服でないこと位か。
「ええ、徹さんもあの時と変わらず何よりですよ」
ふっと笑みがこぼれる。あの時の...背中の銃痕の経過はどうだろうか。痛々しい背中の銃痕の跡。あれを抜いたのが数年前と思い出すと、時間が経つのも早いものだなと実感する。あの頃の圭一はまだ医者として、軍医として今より腕が立っていなかった。施術はしっかりと行えていただろうか。医者として気になることは多々あるが、ひとまず言われた通り、家に上がらせて頂こうと門の前で一礼し、徹の後についていく。
「それではお邪魔いたします」
(/テストロルの訂正ありがとうございます!一人称は名前で、の件了解しました。兄である徹のpfも助かりました。とてもロルが回しやすくなりました。改めて、これからよろしくお願いします。)
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