▷▶︎私立不思議アリス学園◀︎◁

「赤と黒かー、どっちもどっちだなあ。両方でどれが好きって訊かれると俺ぶっちゃけ青系なんだよなあ」

「俺、変に正直だし口だって悪いみてぇだし。だから、せめて嫌な事言ったらちゃんと謝るから……それでもいいんならお前と一緒にいたいなって……。…あ──クソッ！何だよ！お前何で笑うんだよ‼︎」


□名前□　ダニエル・イムセス
□性別□　男
□キャラ□　迷い込んだ男のアリス
□年齢□　20歳

□容姿□　混じり気のない黒髪を持ち横は頬辺り、襟足はうなじが見えず段の入ったシンプルな形状で癖はあまり無く全体的にストレート。やや目にかかる不規則にギザギザとした前髪の奥からは二重瞼の瞳孔が小さく、鮮やかながらガラス玉を連想させる黄色い瞳が覗いている。長い四肢の繋がる体は標準と比べて痩せ型へ部類し、白過ぎず焼け過ぎない肌に過度な雄々しさや逆の脆弱さに偏らないバランスが取れた顔立ち。身長175cm。首周りが少々ゆったりと広がり、両手の一部を覆い隠す長さの袖をした黒いタートルネックを着用。鉄紺色の上着はフードに白いファーが縁取られ、左胸に空洞化した二つの赤い逆三角形がお互い半分ずつ重なったデザインがあしらわれている。正面のファスナーは閉じず常に開いた状態。細身のズボンはベージュで焦げ茶色いショートブーツを使用。

□性格□　良くも悪くも子供らしさが目立つ。生じた感情に応じて表情が表れやすく、はっきりとした喜怒哀楽と加えて思った事を心の内に留める場合が少なく遠回しな表現もあまりしないため、普段から物事に関しては躊躇わず直球に言いがち。また、言葉遣いにやや難があり他者へ対する口の利き方は感情の起伏によって変化するものの、決して上品や柔和という訳ではなく落ち着いている時でもありながらどこか荒々しさが窺われ、これは同様に素行についてもそういった面が幾度か見られる。しかし、相手を侮って下に見る、意味無く馬鹿にするなどという態度を取っていないため根本的な質の悪さや歪みはない様子。人見知りをせず、初対面でも臆する事なく気さくに接していくが愛想良く関わっているとも異なり、土足で踏む込むような馴れ馴れしさとも言えない。

□魔法□　黒曜石を連想させる黒光りする結晶を生成し、思い思いに操る魔法を扱う。硬度は鉄と同等であり、先端は針のように非常に鋭く攻撃性が高い。主な操作は空中に浮かばせ対象に向かって動かす、また、殴る、蹴るなどといったある程度の衝撃を与える事で壁や地面から結晶を生やすなど。けれども、生命体に直接生やす事は出来ずそれ以外のものに限られている。範囲は自分の目が届く場所までで、仕切りや建物などによって姿全体が隠れている場合は不可能となってしまうため対象を確認していなければならない。基本的には攻撃特化型だが結晶の層を作る事で防御に、壁に生やし足場に使うような臨機応変もそれなりに出来る。酷使すればするほど激しい疲労と頭痛や貧血などといった、身体へ悪影響が及ぶ。

□武器□　現在無し

□備考□　一人称「俺」 二人称「お前、あんた、呼び捨て」
二人の迷い込んでしまったアリスの内の片方。元いた世界では当然ながら魔法など持っていなかったが、学園に漂う魔力に触発されたらしく今の魔法が現れた。暴発と暴走を防止と相性、そしてより違う扱い方を学ぶための授業や個人的な実技を受けている。教科とその内容によって成績に差が生じるタイプで、以前は良かったにも関わらず今回は酷いという事が度々起こる。運動神経には恵まれており、持久力共に瞬発力も兼ね備え現実世界でもスポーツ面について活躍を残してきた。赤薔薇団と黒薔薇団、どちらへ入るか決断を迫られている状態に加えてその双方の主張もとい争いを眺めつつあるが、判断は未だに固まっていない模様。今のところ武器を選んではいないが興味はある模様。現状は体術を交えながら魔法を駆使する戦闘法を教わっている。

□ロルテ□
ったく、素人サマに対して流石に厳しすぎだってのアイツ。まだ教わってもいねぇのに出来る訳あるか
(扉を乱暴に閉め、疲労が込められた溜め息を大きく吐いてからやり場のない文句を誰に言うでもなくこぼし。つい先程まで魔法の扱い方を踏まえた実践を受けさせられており、予定時間よりも長く続いてしまった事などが重なったため癪に障ったらしくどこか苛立たしく、落ち着かない様子が露わになり。何を理由にここまで敷地を必要とするのか、そう思うほど妙に広く数々の花や自己主張の激しさを感じられない謙虚に育った樹木が植えられている中庭へ今にも爛々と輝きそうな黄色い目を頭と同じように移し。)
……誰がどうしてこんだけ広くしたんだか。ま、学校ですら俺がいたトコと比べりゃあ馬鹿でかいけど
(違う場所へ向かえる一階の渡り廊下でしばし立ち止まっていたが、再び足を動かそうとして。)



(/男のアリスのkeepをお願いした者です。pfが仕上がったので確認をお願いします。不備等ございましたら、ご指摘ください)