TOPIC MASTER 2017-12-17 14:50:34 ID:11462df96 |
通報 |
>>703 山猫 俊朗
「ありがとうございます!…っ、あ!…ああ!」
(差し出せば、少年は明るい笑顔で礼を述べ、それを受け取ろうとしたが、余程ドジなのか、伸ばされた手は寸でのところで目標物を掴み損ねて。滑った手に押されるように果実はあっと言う間もなく、廊下の隅の溝に落ち。ビシャンと音がしては、生育していた水草たちが驚いたように動き、しかし、すぐに落ち着きを取り戻すと、蔓を伸ばして果実に群がっていって。……群がられた果実は底に沈んでいった。非常に不気味な光景であり、自分と一緒にそれを目の当たりにした少年は固い表情でフリーズしてしまい。だが、隣の人物はチラとこちらに視線をくれただけで全く意に介す素振りはなく、それどころか、もう食べ終わってしまったらしい自身の分の果実を、明らかにわざと同じ溝に投げ入れ、さっきと似たり寄ったりの状況になっているのも無視して、その場から立ち去ろうと言うのか、こちらに背を向けて歩き出そうとし)
(/今回のロルは、幸運体質が発動した結果、ということだけお伝えしておきます--* ※蹴りご自由に)
トピック検索 |