TOPIC MASTER 2017-12-17 14:50:34 ID:11462df96 |
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>670 GM
クソ、やっぱりお前らか――…っ!?
(予想通り、耳に障る甲高い鳴き声をあげ羽ばたく緑色のその姿を見付ければ、苛立たしげに睥睨の眼差しを向け。退室次第すぐに血清をアタッシュケースに仕舞おうと思っていたが、どうも場所を変えた方が良さそうだな…とそんな思考が脳裏を掠めると同時、周囲の異様な気配に気付き、反射的にビクッと身を竦めて。すぐさま警戒心を漲らせ、ゆっくりと辺りを見渡す。…やはり、人の姿はない。とすると、これは今までも幾度か感じてきた植物による視線。以前より強烈なそれとなっているのは、やはり薬の効能が薄らぎ始めているからだろうか…。タイムリミットまでそう猶予はない、いち早く帰還手段を探さなくては、と焦燥感を煽られると共に、何か変わった様子がないか、壁に等間隔で設置されている青い花を観察してみて。)
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