TOPIC MASTER 2017-12-17 14:50:34 ID:11462df96 |
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>666 GM
――…は?
(奇怪な音を聞いても尚平常心を保ち続ける相手に引っ掛かりこそ覚えたものの、此方の肌の変化について特段追求される事もなく無事会話を終わらせることが出来。さて、これからどうするべきかといたく真面目に今後の進退について考えを巡らせようとしたその時、聞き覚えのある羽音と鳴き声にその音の正体を察しては数秒ほどぽかんと間抜けに口を開け。植物が自らを襲おうと待ち構えている、などという先刻の想像が、少なくとも今はまだ完全なる杞憂であった事を悟ると忽ち頬に濃い朱が差して。――っび、ビビらせやがって…! タイミングってもんを考えやがれ! …何故コウモリが突然こんな所に現れたのかは分からないが、薬の効能の薄らぎを感じ始めた状況も相まって酷く動揺させられてしまった己に多大なる羞恥と後悔、同時にやりようのない怒りがふつふつと込み上げるのを感じ。沸いた感情を発散させるように些か荒々しい動作で入口へと向かい、勢い良くその扉を開けようと)
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