TOPIC MASTER 2017-12-17 14:50:34 ID:11462df96 |
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>>652 日比谷 景
「アァ? ――ッ!? ヌグ、ァ…!?」
(恐らく、こちらの行動は相手にとっては相当に予想外だったと見えて。こちらが放った、怒気を孕む言葉に呆けたような声を返した相手の胸ぐらを、次の瞬間には逃がさず、しかと掴みあげられており。相手の口から呻くような音が漏れるのと同時に、相手の手からは持っていたクリップボードとペンが落ち、床に転がる。傍らの少女も唐突な出来事に驚いたのか、瞳を丸くし、口元を片手で軽く覆い、囁くほどのトーンながら「ご主人様…!」と掠れた声を上げ。…僅かな間にそれだけの事象が駆け抜けた後、相手はただの反射か、それとも意識的な抵抗なのか、掴みかかったこちらの腕に、自身の手を軽く抑えるように添えて。表情から笑みは消えている。そのうえでルビーの如く赤い瞳孔の目を細め、じっとこちらを見据えてきたかと思うと、平坦ながらも胸ぐらを掴まれている分、少し苦しいのか、やや低い声音で)
「……急クノモ分カルガ、調整モ有ルシ、早クテモ2ヶ月後グライダロ?」
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