ちょこれいと 2017-12-08 20:29:04 |
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>お姫さま
(良くも悪くも平均的な大学生を地で進めば普段の生活の中で自炊を行うと言うのは稀な事、慣れた様子でカップ麺の準備を進めて。その途中にて普段と少し違う雰囲気を持った声が向けられるとお湯を入れてから向き直り。己に向けていたのが初心な相手からは聊か信じ難いその行為、とは言え茶化しておじゃんになるのは勿体なさ過ぎる。反射的に唇を開けば向けられた玉子焼きをぱくり、数回の咀嚼の後に飲み込んで「玉子焼きなんて久しぶりに食った、__お姫さま料理上手だなァ。美味いよ」玉子の甘さが余韻として残る幸せさを引き摺りながら、表情にはいつもの意地悪を企てる毒を抜いた自然な笑みを浮かべつつ、ゆるりと手を伸ばし折角の髪型崩れてしまわないように手加減してポンと頭を撫でて。)
>戸塚
(まるで誰かに話し掛けているかのような呟きは自然と耳に届く事となり、その内容を聞き付ければ「__えぇっと、 あぁ、そうだ、戸塚!放送はさっき流れて多からたぶんお前じゃねェと思うぜ」他の教室を巡っている際に届いていた放送を頭の片隅に、最初は思い出すように彼の名前を辿り。そんな己の様子に気づいた他の生徒により彼の名前を教えて貰うと軽く片手を掲げてから呼び止めて、にぃ。と歯を見せる様に笑みを浮かべてその情報を伝え、それだけで終われば良いのだが余計な事を告げずにはいられないのか「情報代に何か食いもんくれよッ、小腹空いてンだ」頂戴、を示すように片手を差し出して悪戯に告げ)
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