A 2017-11-26 21:56:40 |
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♠世界観
誰もが知る「不思議の国のアリス」の世界。
アリスという少女は夢から覚めず、永遠にその国で暮らしていた。
だが人が生まれて命が尽きるように、不思議の国の住人も時間が経つにつれ、いなくなった。
一人不思議の国に残されたアリスも住人達との再会を願いながら、眠りについた。
転生とは、生まれ変わりのことである。転生時、今まで生きてきた記憶はリセットされる。
だけど不思議なことに、皆自分がチェシャ猫だったこと、自分が白兎だったこと等すべての記憶を持って現在に生まれてきた。
そうして記憶に導かれるように、住人達は再会を果たした。
アリスだけを、失ったまま。
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物語の舞台となる時代は現代、日本。この世界には大きさの変わるキノコもおしゃべりな花も存在しない。
皆かつては不思議の国に住んでいた者たち。
転生してからは姿も年齢も名前もバラバラで、だが自分が不思議の国に住んでいたことだけは覚えていた。
だからこそこの世界には馴染めず、仕方なくアリスを探しながら皆で集まってひとつの家に住んでいる。
大きな洋館…なんてことはなく、他と比べると少し大きいくらいの一軒家。
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シェアハウス「wonder」
前世が不思議の国の人々が住む大きめの家。二階建て。
庭には赤いペンキの塗られた白い薔薇の木があり、紅茶の入ったティーカップやケーキが放置され、外から見ても異様な家となっており、入居希望者おろか近づく人もいない。
一階にリビング、キッチン、バスルームなどの共同スペースがあり、二階の部屋はそれぞれの個室。
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