そして　、　彼等は　　／　３Ｌ

（ ！ ）

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＿＿＿＿＿＿世界は、滅んだ。

其処ら中に死体が転がり、街は無人となった。

その原因はアルカナと呼ばれる悪魔と契約していた青年だった。

アルカナをその身に宿していた一人が発狂、力が暴走するのに呼応する様に他のアルカナ達の力が膨張。

その結果、“人間”だけに影響を及ぼす巨大な爆発が起こったのだ。

爆発の中心にいた筈の彼等が死ぬ事はなかった。

アルカナと契約した者は老いる事も死ぬ事もない。

どんなに死を願っても、どんなにボロボロになっても。

アルカナ達が飽きるまで、彼等は永遠に生き続ける。

これは、長い、永い後日談。

終わった世界で紡がれるエピローグ。

其れを読む者は、神か悪魔だけだろう。



△▼△▼△▼△▼とある世界で語られた御伽噺△▼△▼△▼△▼



世界には、その身にアルカナを宿した者が居た。

気付けば姿を眩ましてしまう青年は、愚者のアルカナに酷く執着した。

豊かな魔法を携え何百年も生きた人外の男は、魔術師のアルカナに身を奪われた。

自身の臆病さを隠す建前だけの力で世界を救った一人の女性は、力のアルカナを受け入れた。

その冷静な心で絶対的な死を与える男性は、死神のアルカナに蝕まれた。

余りある叡智で誤った一人の女性は、審判のアルカナと深く契った。

終わりを求め滞った一匹の女は、世界のアルカナに意識を落とした。


彼等はアルカナを疎い、畏怖し、同時に酷く愛した。

アルカナは彼等を慈しみ、＿＿＿＿＿＿そして 、

運命の輪をその身に宿した一人の少女は、終わらない悪の因果に終止符を打とうと、足を踏み出した。

傍らに侍るは酷く不公平で公正な、正義を宿した一人の少年。


彼女が願うのはアルカナの封印、そして消滅。


この物語の主人公は、だぁれ？



▽　募集

愚者　２０～２９ｙ　♂
↳ 暴走を起こした本人。世界のやり直しを望む。

魔術師　１００～ＸＸＸｙ　♂
↳ アルカナとの契約解除の方法を模索する。

力　１８～２８ｙ　♀
↳ 自分が生き残った事に酷く苛まれている。

死神　２０～３０ｙ　♂
↳ 他人に死を与える事を宿命とする。

審判　２５～３２ｙ　♀ 〆
↳ 最後まで生き続ける事を希う。

世界　？？？ｙ　♂
↳ 自らの永遠の眠りを願う。

運命の輪　１５〜１８ｙ　♀
↳ アルカナを箱に封じ、新たな世界を創ることを望む。

正義１５〜１９ｙ　♂
↳ 全ての人間の幸せを与えたがる。


▽　備考

↳ Ｋｅｅｐは二日間

↳ 誰かと手を組んだりするのも可。運命の輪と正義は初期設定では手を組んでいるが、離れるのも有。

↳ 上記はあくまでも最初の目的や望み。変わる事もある。

↳ お互いの価値観を思い切り否定して揺さぶって、楽しいエピローグを。

▽　アルカナについて

一箱のタロットカードから生まれ落ちたモノ。世間一般では悪魔と忌み嫌われ、気紛れに世の中を漂っている存在。カードとして認識は出来るが、人間としての姿は見えない。アルカナ同士やアルカナを身を宿した者にはその声が聞こえるらしい。声は幼い子供から若々しい青年、妙齢の女性まで様々。彼等と深い絆を持つ者もいれば非常に不仲な者もいる。今までに身に宿した者の中には身体を乗っ取られた者も。全てのカードを箱に戻せば願いが叶うと言われている。


▽　固有能力について

↳ アルカナは彼等に正位置と逆位置とで異なる能力を与えている。カードに依存しており、所有者から奪えればその能力も使用出来る。

─ 正位置 ─
デメリットが少なく、比較的楽に使える能力。その分能力もかなり弱い。身に宿したアルカナのカードを正位置にすることで発動される。

─ 逆位置 ─
かなりのデメリットを被るが、とても強い力を発揮する。相手に攻撃を与える能力である場合が多い。身に宿したアルカナのカードを逆位置にすることで発動される。


↳ 質問があれば御気軽に

Ｔａｒｏｔ：タロット

Ｎａｍｅ：洋名

Ａｇｅ：年齢 上記参考

Ｐｅｒｓｏｎａｌｉｔｙ：性格

Ａｓｐｅｃｔ：容姿 抽象的で無ければ美化も有

Ｆａｃｕｌｔｙ：固有能力 上記参考

Ｍｅｍｏ：備考欄

Ｓａｍｐｌｅｖｏｉｃｅ：ご自由な台詞二つ迄

（カオスな設定＋やたら長い前置きなので需要があるか果たして不安ですが、大変お待たせいたしました、これにてレス禁解除です。）

（　／　タロットを題材になんて、とても魅力的な発想且つ素晴らしいトピで御座いますね…！僭越ながら「世界」での参加希望をさせて頂きたく、解禁をお待ちしておりました。宜しければkeepの程お願い致します！　）

(/レス解禁お待ちしておりました。「魔術師」での参加を希望する為、keepをお願い致します。人外と表記されていますが寿命だけでなく外見も人間から離れているようにした方がよろしいのでしょうか？)

( / 解禁の時を楽しみにお待ちしておりました⋯！幻想的で素敵な世界観にご一緒させて頂きたく、もし宜しければ「死神」のkeepをお願い出来ますでしょうか？)

（ ／ 初めまして。タロットの世界観に惹かれやって参りました。宜しければ「運命の輪」をｋｅｅｐお願いしたいと思います。よろしくお願い致します。 ）

＞７～１０様

（／お褒めの言葉、ありがとうございます。Ｋｅｅｐ承りました。素敵なｐｆお待ちしております。）


＞８様

（／説明不足で申し訳ありません。極々普通の人間の姿を取って頂いて大丈夫です。何時頃契約を結んだのかは背後様にお任せしますので幼年から青年、老人までお好きな姿でお願いします。）

>主様
(/質問へのお返事ありがとうございます。では、そちらの説明を踏まえて作る事にします。こちらのレスは蹴ってもらって構いません。)

Ｔａｒｏｔ：審判

Ｎａｍｅ：レヴィア・スピアリング

Ａｇｅ：２８ｙ

Ｐｅｒｓｏｎａｌｉｔｙ：世俗や人物などに執着せず、拘らず、自分の思うがままに生きている。それは縛る事も、縛られる事も嫌いとしているから。周囲に流され、合わせる事はしないで自由に振る舞い好きなように行動する場合が殆ど。そんな性格だから裁判官をやっていたのかもしれない。興味関心のないものに対しては見向きもしないのが通常で、余程の事でない限りは付き合わない。時折相手の心意を貫くような発言をする。時によって印象が異なるため、定まりがないような本質を上手く掴めない人物。知らない物を怖いと言い、死を何よりも恐れている。

Ａｓｐｅｃｔ：癖のないプラチナブロンドのショートボブ。瞳に掛かる程度で無造作に切られている前髪は斜め分けで、分けた側の耳を出している。くっきりとした二重瞼の瞳は翠を含んだ透き通った碧。身長は１６２ｃｍで、女性的な身体の凹凸は平均的。白シャツに黒スーツを着ている。広袖で長い黒の法衣を上に着用している為、脱がなければ下の服は足元以外は見えない。

Ｆａｃｕｌｔｙ：正位置　攻撃を防ぐ透明な壁を展開させる。硬度は本人の体力や相手からの攻撃の大きさに左右され、軽く叩いただけで壊れる場合もある。大きくなればなるほど体力を消耗する。敵を閉じ込めれば､アルカナの力を封じたりすることも可能だが内側からの物理攻撃には滅法弱い。
 　　　
逆位置　白黒のチェス盤の様な世界へ相手を引き摺り込む。そこでは妄想がそのまま現実となり、どんな物でも出現させられる。時が経てば理想は崩れ現実に戻る。尚、敵味方問わず引き込まれた人間全員がこの現象を引き起こす事が可能。対象の足元には５秒だけカードに描かれている天使の絵が出現し、それに少しでも触れている事が引き摺り込む条件になる。

Ｍｅｍｏ：一人称　“私”　二人称　“貴方”　“－－さん”
元裁判官。所有しているカードには天からラッパを吹く天使、地上には棺や人が描かれている。 アルカナとの仲は良好。出会ったのは五年前のとある裁判の判決を下した夜。世界が滅んでからは何も考えずに辺りを彷徨いている事が多い。他のアルカナについては暇潰し程度に捉えている。要領が良い方で大抵の事はなんでもこなしてみせるが、いかんせんユーモアが無く、学生時代のクラスメイトに「面白みのない人」と言われた事を未だに気にしている。その所為か稀に真顔でジョークを飛ばす。


Ｓａｍｐｌｅｖｏｉｃｅ：
「へえ…貴方もアルカナと契約してるんだ。良いよね、死なないって。これだけの人が死んでもどうなるのか分からないのに、それを望む理由が分からないや。」


（／拙い物ですが主のｐｆになります。）

（／あげ）

Ｔａｒｏｔ：死神

Ｎａｍｅ：Sergius Heiden(セルギウス・ハイデン)

Ａｇｅ：30歳

Ｐｅｒｓｏｎａｌｉｔｙ：冷徹で皮肉屋、己の宿命に対して非常に忠実でありその点においては生真面目ささえ感じさせる頑固者。振る舞いも口調も堅く、融通が利かない性格。必要外に他人との関わりをもとうとせず、コミュニケーションそのものを不得意とする。その為、他人と言葉を交わしてもその殆どは酷く事務的なものである。他人からの干渉を嫌い、殻に閉じ篭りきりで居るのが常。死を与え続けると言う己の背負った宿命故、死と言うものがもつ力に半ば取り憑かれている節がある。

Ａｓｐｅｃｔ：腰まで届くくすんだ灰色の長髪、癖はなくストレートで特に結うこともなく下ろしている。長い前髪が鬱陶しそうに顔の右半分を隠し、何処までも底無しに深い闇色の瞳は切れ長でやや吊り気味。長く伏しがちな黒い睫毛に縁どられている。身長は187cm、長身だが青白い肌と痩せた体からは到底健康そうな印象は受けない。黒い長衣の上から黒いローブを纏い、黒いブーツに黒い革手袋と言う全身黒尽くめの格好。

Ｆａｃｕｌｔｙ：
正位置　平たく言えば、影の中に入り込む事が出来る能力。人間の影に限らず、建物等によって生まれる影も対象となる。影に入り込み、影から影へ移動する事も可能としているが、影の中へ入った後は影からでなければ出られない。出入りの際に影の大小は問わず、ほんの僅かでもあれば使う事が出来る。

逆位置　本来死神の力によって生物の命を刈り取り死を与える場合、その対象が正式に死期を迎えている事が条件となり、それに当て嵌らないものの命は刈り取る事が出来ない。逆位置の能力を使用する事によりその法則を無視する事ができ、任意の対象を直接冥界へ送る事が可能となる。その際、対象は具現化し人間の手を模した影に捕らえられ、影の中へ引き摺り込まれるようにして冥界へと送られる。この時対象による物理的抵抗は原則効力をもたないが、同じアルカナによって齎された力による抵抗であれば、双方の肉体や精神の状況によって例外が生じる場合もある。通常、死神が命を刈り取る事で肉体から魂を引き離し、その魂は死神によって冥界へと誘われ天国へ上るか地獄へ堕ちるかと言う審判を受ける。しかし、この能力によって直接冥界へと送り込まれた場合、その時点で肉体は消失し、魂のみとなって未来永劫冥界を彷徨い続ける亡者となる。転生の道筋からは除外され、天国へも地獄へも行く事はなく、ただ暗闇だけが存在する空間へと収容される。本来の法則を無視した能力である為、使用する場合は己の皮膚を代償としなければならない。腕や脚など、箇所は任意の場所を選べるが代償となる皮膚は冥界の炎によって焼かれる事となり、かなりの苦痛を伴う。

Ｍｅｍｏ：一人称は「私」、二人称は「貴様」。アルカナと出会う前は作家として暮らしていた。当時から既に"死"の力に強烈に惹かれており、それを司る事となる死神の宿命を己に与えたアルカナを崇拝している。今では己の意思をアルカナの意思が食い潰すまでに至る。他のアルカナに対しては特段の好意も敵意もないが、それは己のアルカナによっていくらでも左右されるもの。基本的には己の宿命を全うする為の邪魔さえしなければ良いと言う考えである。アルカナは年老いた男性の声をもち、常に語り掛けてくる。

Ｓａｍｐｌｅｖｏｉｃｅ：
「感謝せよ、私は貴様に死を与えよう――これは、大いなるアルカナの意思である。」



( / 遅くなってしまいましたが、死神のkeepをお願いしておりました>No.9の者です。不備等ございましたら、お申し付けくださいませ。)

（ ／ >10の者ですが、プロフィール間に合わなそうで延長お願いしてもよろしいでしょうか？ ）

＞１５　セルギウス様

（／プロフ提出ありがとうございます。不備などございませんので参加ＯＫです。お返事が遅くなり申し訳ありませんでした…！主の合図があるまで、もうしばらくだけお待ちくださいませ。 ）



＞１６様

（／Ｋｅｅｐの延長了解しました。では１１／３０の２４：００まで延長お待ちしております。）