▶　Cthulhu Mythos　（　3L - 指名制 - 長ロル - 置きレス　）　

　
　
>>12 主様

（　/お久しぶりです…！>>11のにわか匿名でございます。遅くなってしまいましたがロルテの方が書けましたので提出いたします。改行もなくズラズラと自問自答ロルが続きますので相性が良くなければ遠慮なく蹴ってくださいませ！また、伸ばしを多用しておりますが端末では太い伸ばしになるようで…気になるようでしたら一言声をかけて頂けると幸いです。当方文体の特徴としては自問自答、心情、小説、擬音、描写内の「」や” ”、━━、ムラロル、長文特有の軽度確定が含まれます。それでは距離感等曖昧な文になってしまいましたが、ご検討よろしくお願い致します。以下ロルテになります。　）


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━━━ッ、
（　ぼんやりと浮上する意識。目を開けようにもぐわんぐわんとまるで酔っている様に揺れる脳内、鉛のように重い身体。おかしい。自分は確か大学の帰り、いつも通り帰宅していたはず。自身の身体に一体何が━━━？ぼんやりと記憶の糸を手繰り寄せるも断片的にしか思い出せない記憶。たしか、そうだ、帰り道通り過ぎ様に見えた男のあまりにもの ” うつくしさ ” に目を奪われ何故だかある名前が脳裏に浮かんだ。そして思わずその名を口に出したのだ。そして、……━━そして、その名を呟いた途端男が顔を上げ、その恐ろしい程に整った顔が、いやその瞳が驚愕に大きく見開かれた。その瞳が自身を捉え目が合うとまるで金縛りにあったかのように身体が動かなくなり━━…そこからの記憶が全くない。だがしかし今の自分は横たわっている、感覚としてはソファーだろう、無意識とはいえ無事に帰宅できたのだろうか、思考を整理しているうちに吐き気を催すほどの脳の揺れは収まっており、未だ僅かに残る頭痛を誤魔化すように頭に手を当てながら薄らと瞼を上げる。すると視界に入ってきたのは見知らぬ天井。思わず勢いよく上半身持ち上げ、それと同時に近くから衣擦れのような音。 ” 誘拐 ” の二文字が脳裏を過ぎる。だがしかしこちらは金持ちの坊ちゃんではないし、ましてや女でもない。疑問符が頭の中でぐるぐると蠢き、音のした方向へと、まるで長らく潤滑油が差されていないロボットのようにぎこちなく首を向けるとそこには自身の記憶の中で最後に見た男の姿。その男のやけに整った顔が、突き刺すようなその瞳が、再び自身を捉え━━目が合った。まるで覗き込むように腰を屈めこちらを無言で眺める様子に思わず動揺、困惑、畏怖、処理しきれない感情に思わず喉が鳴る。それは静かな空間にごくり、と響き渡ったような、そんな錯覚が自身を襲う。口を開こうにも張り詰めた空気に思わず口唇が震える。「 あ、……あの……？ 」全くと言っていいほどに状況が掴めず震える声で相手に向かって現状を打開すべく声を掛けて。 ）