通りすがりの天下無双 2017-11-21 01:00:33 |
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んん … 美味しくなぁい … 。
( ぱたぱた、廊下の淵に座り手持無沙汰に足を揺らす。 手に持った肉まんはもう火傷なんかしない温さにまで冷えていて、口を動かす度に溢れる肉汁はお水みたいに冷たい。 それでも一度手を付けたものだからと食べ進めていれば、近くを通った女官に体が冷えると注意されてしまった。 そうして陽が落ちた夕方になっていたことにようやく気が付いて、それでもまだ帰って来ない大好きな人たちをお出迎えしたいから、と我儘を通して其の場に居座る。 一体みんなは何をしにいってるのかな。 怪我なんてしてないよね? ああ、早く帰って来ないかなあ。 ――― ふと、遠くから名前を呼ぶ声が聞こえた。 落としていた視線をあげて彼方を見れば、私に向けて手を振るお姉ちゃん。 その後ろには孫策様と周瑜様も居て、途端に隙間風が吹いていた胸が満たされる幸せを感じて。 自然と持ち上がる口角に一度笑いを溢せば、ぴょんっと庭に降りて此方へ向かってくる三つの影に迷いなく近付いた。 今度はあたしも連れて行って!って、言わなくっちゃ。 / 落下 )
( / もしやこのトピは需要が無い … ?( 今更 ) と、ではでは今日はとりあえず落ちときますね。 また明日にでもー … 無双好きさんが来てくれたら嬉しいなあ … なんて … ( 屍 ) )
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