ははっ、いいぜ。マユが開けろよ。──あ、でもちょっと待て。念の為確かめる。( 開けたいと無邪気にはしゃぐ彼女に思わず笑って頷くも、罠かもしれないと止めて。中身を判別する“インパス”の呪文をかけてみると、中身は安全だという青色に輝き ) よし、中身はちゃんとしたお宝みたいだぜ。( どうやら中身はモンスターではないらしく。呪文の判定を信じ、彼女に大丈夫だと合図をし )