( 近付く岩に貴方の声も聞こえない程に身体は震えていて、抱き上げられると我に返り咄嗟に首元に抱き付き。転がって来る岩と進行方向を交互に向きながら自身も何か手はないかと考えていると壁に窪みを見つけ )──・・・カミュさん!あそこの右の壁に避けられる場所があります!