こんくらい大丈夫だって──、( 普段髪など適当に乾かしていた為、丁寧に拭いてくれる彼女と目が合えば気恥ずかしくなりふいと逸らし。再びちらりと視線を戻すと、この状況が何だか不思議に思え、くくっと吹き出して ) 何だかマユの方が歳上みたいだな。お前こそ湯冷めするなよ。( 毛布を手にすると彼女に羽織らせ )