【リレー小説】惣兵衛×九重桜【コラボ作品】

【リレー小説】惣兵衛×九重桜【コラボ作品】

物草 惣兵衛  2017-11-14 04:24:08 ID:c196a580b
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二人で綴る物語。
手法はリレー小説を用います。

一応こちらは「とりあえずのお試しトピ」になります。ですので、物草惣兵衛と九重桜以外の方の書き込みはお控えください。

このトピでのストーリーを進めていくことで、リレー小説を作り上げていく上での様々な問題点や注意点などを発見し、改善し、より完成度の高い一編の「作品」を目指すことを目的として本トピを立てました。

ここでの物語を見て、あなたが感じたこと、思ったこと、ご意見、ご感想、また「参加してみたい」と思って下さった方は、下記のトピへお気軽に書き込みお願いします。
http://m.saychat.jp/bbs/thread/626060/

鬼が出るか蛇が出るか。それは書いている本人ですらわかりません。それこそがリレー小説の醍醐味でもあると考えます。

前口上はこのくらいにして
さ、ゆるりと参りましょうか…。



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  • No.11 by 九重桜  2017-12-07 13:40:25 ID:16e00feef


× × × × ×

朝日が眩しい。

一度開いた瞼を少し下げ、細めた瞳を無意識のうちに手で庇う。それから、大きく欠伸をして、昨夜眠りにつくまでの流れと、今日やるべきことについて思いを巡らせる。

ここはイーストタウンの郊外、たまたま目についただけで、誰とも知らない者の畑の敷地内である。そこに建っていた物置小屋に背中を預けて一夜を明かし、今は丘の上から射した太陽の光に起こされた。
丘の上にあるそこそこ大きな屋敷は、逆光によって黒く染まっている。牧歌的な風景なのに、それを見つめる彼の心は重たかった。

「ビッグマミィ…」

呟いてから立ち上がり、服についた土を払う。あの屋敷は、かつて皆で過ごした場所。そして、今の彼にとっては追放されてしまった帰らざる地。あの屋敷のどこかに、今もビッグマミィはいるのだろうか。

「辿り着いて見せるよ。どこに行っても見つけだす」

独りごちたその時、パン、パンと乾いた発砲音が響き、物置小屋の壁が幾らか破片を散らした。咄嗟に身を屈めて、音がした方向から隠れるように小屋の裏に回る。

「誰だ!」

「ル、ルード…」

返ってきた声は震えており、姿を見なくても、腰の引けた雰囲気が伝わってくるようであった。そして、その声も雰囲気も、記憶にあるものだった。物置小屋の壁に背を沿わせたまま、思わず、ルードの口元には皮肉っぽい笑みが浮かぶ。

「マルタンか。久しぶりじゃないか!」

「やっぱり、ルード…裏切り者…!」

次に答えた声は、先ほどよりも剣があった。しかし、ルードも引くことはなく言い返す。

「裏切り者?どっちがだ!」

「…お、お前しか有り得ない!父さんを殺したな…?許さない…!」

返答はそこまでのようだった。駆け出してくる気配を感じ、既に装填を確かめたリボルバーを片手に、ルードも応戦体勢となる。

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