……いいよ、麗奈 だって……麗奈が大好きだから (微笑んだその表情は、相手には見えなかったけれど こちらからも彼女の息遣いを感じる方に顔を寄せて 暗闇の中、唇と唇が触れあう感触がする 今この瞬間 世界にはふたりしかいない、と思い 手探りで、指を絡めるように麗奈の手をそっと握って)