(ふぅ、とひと息ついて) ねぇ、麗奈 わたしが、どうでもいいひとのために、こんな重いものを担いで山に登る人間だと思う? (くす、っと笑って 手を伸ばして麗奈の髪をそっと撫でて) 麗奈の髪、綺麗 わたしの癖っ毛とぜんぜん違う