…………♪ (出だしは少しぎこちなかったけれど 麗奈の演奏に導かれるように、少しずつ以前のキレが戻ってきて 演奏しながら、何度も麗奈と視線を交わして いちばん手応えを感じた時の出来には及ばないものの、さっき一人で吹いた時とは別人のような演奏をして) ……はぁ……はぁ なんでだろ 麗奈となら、ちゃんとできるのに……