(──指を絡めてお互いの手を握りあったまま最後まで見終わって。 結局、集中し過ぎてお茶にもお菓子にも手をつけずカップの中身は冷めてしまっていて) ……はぁ。 プロだからあたりまえなんだけど、スゴかったね。 いい刺激になったよ。 (ため息をついて麗奈の顔を見ると苦笑いを浮かべて)