【3L/戦闘/過激な表現あり】闇夜の吸血鬼【初心者/途中参加OK】

名前：Eliška・von・Nadasdy（エリシュカ・フォン・ナーダシュディ）

通称： 血の伯爵夫人、魔女（ツァオベラ）、ミス・ハート
、フロイライン、エリ

種族：ハートの始祖吸血鬼

性別：女

年齢：400歳余、外見年齢15歳

容姿：「伯爵夫人」より子女という言葉が相応しい身長145cmの華奢な少女。大きな紫色のつり目が印象的な顔立ちも幼さが色濃く残り、長く波打つ黒髪をリボンで纏めたツーサイドアップがより子供らしさを強調する。赤い唇を片側だけ吊り上げる底意地の悪い笑みと、他者を見上げるように睨めつける恐ろしい眼差しさえなければただの人の子を騙れそうなほど。
そこは自分でも意図しており、日中は被害者から剥ぎ取った名門学校の制服に黒いタイツ・ローファーを着た黒ずくめの格好で趣味の悪い人真似をしている。
一方夜や根城のバー「チェイテ」ではここぞとばかりに華美に振る舞い、黒色は変わらないものの派手なレースや宝石で薄い体を飾るカクテルドレスに長手袋、素肌を埋め尽くす装飾品の類を纏い女王の如く踏ん反り返る。外出時にはやはり黒い毛皮のコート。


性格：見た目同様15の頃から全く変わらず勝ち気で我が儘、幼稚な残虐性に老獪な知恵が合わさった最悪の性格。友人や眷属など"お気に入り"は猫可愛がりする一方、自らの娯楽のためならその他は命も尊厳も平気で踏みにじる。吸血への美学、何より「若く美しい娘の自分」に誇りを持っており、これを傷つけられるような事があれば癇癪の如く怒り狂う。
一人称は「私（わたくし）」、二人称は呼び捨てか「あれ」「それ」。お気に入りにのみ様々な呼び名を用意する。また同じく貴族であるダイヤとジョーカーには「X卿」「マチェーテ卿」などとおふざけで敬称を用いる。



武器：
・フランベルジェ
ドイツ貴族へ嫁いだ際作らせた片手剣。レイピアのように細く、ルビーを散りばめた炎のように波打つ刃が肉をえぐり引きちぎる別名「死をも超える苦痛の剣」。普段は洒落た装飾品のように腰に携える。


・ラッパ銃
イギリス貴族へ嫁いだ際贈られた古い散弾銃。見た目は拳銃のように小ぶりで黒檀に金の装飾が美しい、夫人の護身用といった華奢さ。しかし広がった銃口は近距離で撃てば相手を蜂の巣にし、遠距離で撃てば決して死には至れない痛むだけの傷を無数に刻む。どちらにせよ獲物の見た目が悪くなるため気に入った相手には使わない。釘でも歯でも弾丸になる構造である意味弾数は無尽蔵。懐に隠し持つ。


・PGMへカートII×2
フランス貴族に嫁いだ際奪い取ったもの。前2つのように戦いを楽しむものではなく邪魔者を消すためだけの実用的な対物ライフル。本来三脚を用いるべきところを2丁拳銃のように片手で軽々振り回す。弾は一丁7発×2で計14発。普段は持ち歩かず、有事の際のみ眷属や"騎士"達に持ってこさせる。


特殊：黒騎士（erős fekete bég）
血を吸い殺した後の"出涸らし"を操る能力。接吻を施された死体はバラバラに切り刻まれるか腐り落ちるまで主の意のままに動き、命令とあれば戦闘も行う。
人と変わらぬ姿の者からゾンビのような者まで外見はピンキリだが、共通して生者よりは愚鈍で知能も低く（命じられなければ）口を利けない。体のどこかにあるハートマークが使役の証。ちなみにバーの使用人も彼らが務める。

備考：
・経歴
肩書きの通りヨーロッパの伯爵令嬢にして歴史に名を残す殺人鬼。かつて横行していた繁栄を求めて繰り返される近親婚、煮詰まる血が狂気と異常を引き起こす呪わしい一族の娘で親兄弟は皆狂人か人殺し。自身もその残忍さを受け継ぐ生まれつきの気狂いで、幼くして伴侶となった夫と共に捕虜への拷問や処刑を楽しむ幼少期を送る。
美への執着に目覚めたのも愛した夫の少女趣味という"異常"ゆえ。大人になって彼の寵愛を失うことを恐れ、国中の生娘を贄に不老不死を得た後も美しい人間・若い娘の血を貪り美貌を保ってきた。数十年経ち後ろ盾である夫を亡くすとついに殺人犯として捕らえられることとなるが、既に貴婦人と言えるほど成長した実娘を自分として身代わりに差し出し逃亡。世間もまさか小娘が本物の『血の伯爵夫人』だと思うはずもなく、刑が執行される裏でのうのうと他の貴族に嫁いでは殺人を繰り返し生きてきた。


『血の伯爵夫人』『魔女』は所業に対してついた肩書きだが『フロイライン』は自称。未だに永遠の若さに執着しているため、うっかりミセスと呼べば誰かが血を見る代わりに少女扱いしてやればコロリと扱いやすくなる。


・趣味
見目麗しい人間の眷属化によるコレクション、もしくは吸血。後者の場合は自身の営むバーの地下室へ監禁し生けるワイン樽にする。「人と果実は痛めつけるほど甘くなる」を信条に吸血対象へ施す拷問も趣味。そうして集めた選りすぐりの逸品を仲間に振る舞うのもまた趣味の一つ。


個人募集：眷属である上位吸血鬼（男女どちらも何人でも。お気に入りですので決して酷い真似は致しません）


（/遅れてしまい申し訳ありません！また設定を練っているうちに夫人とはずれたキャラクターになってしまったため、イメージにそぐわない場合はご指摘をいただけると有り難いです。）