楽団長 2017-11-09 16:34:38 |
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「捜すにしては、随分と情報が少な過ぎているのは分かっています。それでも、何故だか見つけなければいけないといつの間にかそう思ってしまうんです。本当に存在しているかだなんて全く分からないのに」
「……嫌です。だから、だから、これ以上は一緒にいたくないと思って離れたのに。なんで、また、」
名前:マグノリア
年齢:外見18歳
性別:女
性格:外見と雰囲気同様に端的に言ってしまえば物静か。自らが無暗に騒ぎ出す事は滅多になく、それが影響するせいか普段から落ち着き払った印象を与える。しかしながら、喧騒を嫌っていたり苦手だという意識はないらしく意図的に避けてはいない模様。礼儀や作法を焦らず悠々とした態度で振る舞う姿からは、世の中へ対する常識と教養を十分に兼ね備えている事が分かる。初対面であれば敬語を使って話すが、相手が外しても構わないと伝えてもらえれば変わらず謙虚でありながらも、マグノリアも比較的それに応じる。人見知りをする訳ではないものの、積極的に他者へ関わろうといった意思は持っておらずその理由は自身が存在している根源となった楽曲が起因しており、一人を除いて、大切な人物がいなくなってしまう事への恐怖が無自覚に生じてしまうものである。
容姿:全体的に少々ふんわりとした顎よりも上に切り揃えられ、毛先は軽く白いようにさえ見える淡い金色のショートヘア。前髪は不規則にギザギザな形状で長さはやや目にかかるほど。半透明な黒い布に花柄のレースがあしらわれたミディアムのマリアベールを顔の全面が覆われるまで被っている。色白く、透明感のある肌を持ち自然にカールした長い睫毛が生え、対照的な瞳は二重瞼に開いたガラス玉を思わせるビビットピンク。163cmの身長は背筋が曲がる事なく伸びており、人気を感じさせない湖に似た静けさと憂いを帯びた顔立ちに加えて酷く華奢であるものの、女性的だと言える線を描いた体型。膝丈の黒いドレスを身に纏う。両袖は手を半分覆い隠すベルスリーブにスカートは柔らかく優雅に波打つフレア。スカートには等間隔で八つの炎に似た揺らめく瑠璃色の物体が付いてある。袖口とラウンド・ネックにはローズレッドのボア生地で縁取り。厚手の黒タイツと上品な暗く赤い3cmのヒールのパンプスを履いている。
備考:クラシックのピアノ独奏曲のモンストルム。妻を亡くした夫が作り出した、曲名【返答の行き着き】からによる生まれ変わり。夫婦共に音楽家であったが若くして病死した妻が病気に蝕まれ、その最中にひっそりと作り手紙として残した生涯最後の楽曲へ対する返事を奏でたもの。最初は静かながらも軽快なリズムはまだ先の事を知らない頃を表しており、中盤は虚無感に溢れ終わりが近付き始めるとほんの僅かに明るさを取り戻すがそれでも消えてしまいそうな儚い悲哀が漂っている。マグノリアの名は妻が好きだった花から、姿は夫が初めて妻に出会った当時の肉体と衣服、ベールは結婚式の際に使用していた物で実際は色が異なるが、「喪」を連想させる黒へと変色。
妻が夫へ宛てたが楽曲もモンストルムに変化していないのだろうかと思っており、空いた時間を埋めるが如く楽譜に書かれていたという「夫の名前」と「好きな時間、或いは花」を頼りに何年間も世界中を捜し続けている。
一人称「私」二人称「貴方、敬称、呼び捨て」
常に一定間隔で空中に浮いているが地上を歩く、走る。水中を泳ぐなどという動作は可能。スカートに灯された瑠璃色の炎は絶えず燃え続け、直に触れても火傷を負うどころかひんやりとした温度を感じられる。マグノリアの意思により、本人の周囲から【返答の行き着き】を流す事が出来る。また、半径およそ5mから6mまで七色の光を地面または水面へ現しそれぞれ交互に一つずつ水紋のように広がっていき、やがてじんわりと消えていく。ソプラノの声で清らかに歌えるが、音楽に合わせて踊る方が好きらしく自身の曲は勿論、他の音楽に対してもそれに見合った動きをする事が得意。
(/世界観にぐっと引き込まれました。ご相談ですがpfに記述したモンストルムを他の方から募集する事は可能でしょうか?もし無理であるならばこちらの話は無かった事といたします。また、私は11月13日から18日まで遠方へ向かう予定があるため、今秋の間はたった数日しか絡めませんが19日には再び参加しようと戻ってまいります。その上での参加希望です。pfに不備がございましたら、ご指摘下さい。)
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