✦ 2017-11-04 00:00:10 |
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>ライオネルさん
私こそぼんやりしていて…すみませんでした。
( 偶然にもそこにいたのは己が所属する劇団の座長、ライオネルその人。見慣れた人物の登場に瞳を瞬かせること数回、此方が驚きに言葉を詰まらせている内に相手から謝罪の言葉を告げられ、つられるように己ももう一度不注意だったことを詫びて。すると手の中の紙を見つけたらしい彼が簡素な地図を覗き込んできたのを見て、詳しい位置を知っているのだろうかと少しの期待を胸の内に抱きながらその紙を相手側へ僅かに傾け。しかしどうやら本当に目的の劇場を知っていたらしい彼は、口頭での説明ばかりか道案内までしてくれる様子で。確かに劇場の場所に自信はなく、地図を用意するだけでは安心できずにこうして随分と早い時間から出てきた為、その申し出は非常に有り難い。有り難いのだが、それ程歩かないとはいえ彼の手を煩わせることに変わりなく、流石にそこまでさせてしまうのは彼に申し訳ない気がして。戸惑いの表情を見せつつも感謝の言葉を述べ、そのまま歩き出しそうな相手を控えめに引き止めてはそろりと様子を窺い )
ありがとうございます。…あの、でも、ライオネルさんのご用事は大丈夫ですか?
( / 差し支えることなど何一つ御座いません。嬉しい設定をありがとうございます!是非夕焼け色に染まったロンドンの街並みを、ライオネル様と一緒に楽しませて頂きたく思います…!地名の紹介も非常に助かります、参考にさせて頂きますね。 )
>ベル
ごめんなさい、今日の舞台を一人で振り返っていたのなら邪魔しない方が良いかと思って。
( やはり相手はこちらに気付いていなかったらしく、音に反応して体を揺らすその様子から驚かせてしまったことは明らかであり。そこにいたのが己だと知り緊張を少しばかり解いた様子の相手に、こちらからもゆっくりと近寄りながら柔らかな表情で驚かせたことを謝罪して。こうして間近に立つ彼女は高いヒールを履いているため己よりも随分と背が高く、自然と見上げる形になりながら舞台と彼女とを交互に見つめて。綺麗に弧を描く口元はぎこちなさこそあるものの此方への親近感はきちんと感じられ、己も彼女が心許すカノープスの一員として認められているのだと嬉しく思い。ふとそんな彼女にまつわることを思い出したのは、今日の舞台で立ち回る相手の姿が頭をよぎった時。鍵を探していたことなどすっかり忘れた様子で、頭の片隅からその記憶が思い起こされたと同時に「そう言えば」と声を漏らしていて。視線を舞台袖の更に奥、控室がある方向に遣った後、相手はこのことをもう既に知っているだろうかと疑問に思いながら口を開き首を傾げて )
今日、貴方宛の贈り物が届いていたのをもう誰かから聞いた…?
( / 嬉しいお言葉の数々、此方こそありがとうございます…!猫のような可愛らしいベルちゃんを優しく引っ張っていけるお姉さんになれたら良いなと思いつつ、背後はこれにて下がらせて頂きますね。 )
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