さよなら、人類。【3L/ほのぼの/終末世界】

・終末世界について

世界中に降り注いだ爆弾のせいで季節はしっちゃかめっちゃか。大概空は真っ白く曇り、汚れた雪の降るいわゆる"核の冬”ですが、時たま気まぐれに晴れては容赦ない日光で地上を焼き殺す夏にもなります。


【廃墟都市】
この世界の大半を占める廃ビル群。人間がいなくなってからはちょっとばかり緑が増え、陥没したアスファルトが湖に変わり、皮肉にも自然と調和した街と化した。傾いた建築物たちはさながら人類の墓標。病院施設からは吸血鬼の餌になる輸血パックなどが得られるが、街には警備用または元兵器の機械達が蠢いているので注意。
車やバイク、銃など遺産も多く残る。ちょろまかしたって怒る人間はもういない。


【砂漠】
爆心地に近かった都市が高熱のあまり砂と化した場所。見渡す限り砂の海だが、所々強風に掘り出されて建築物が顔を出している。時折見つかる部品や道具は廃墟都市のものよりハイテクで、元は優れた技術が集まる場所だったようだが……今や全ては砂の中。気になったら潜ってみると良いかもしれない。ちなみに別段暑くはない。

【森林】
深い深い森。元々一部のばけものの住処だったが今では汚染の影響で木々はねじくれ、奇妙な虫や動物が跋扈する文字通り魔の森と化している。木のおかげか爆弾そのものの被害は少なく古い建物も多く残っているため、古の遺産や文献を探すのに向いているかもしれない。奥深くには汚染されていない昔のままの区域もあるというが…？


【死の海】
森の向こう、砂漠のど真ん中など各地にいくつか点在する広く美しい湖。人類を滅ぼした爆弾の爆心地に雨水が溜まってできたもの、波もなく青く澄んでいるが毒素が強く残っており、生き物はボウフラ一匹住んでいない。一口飲めば不死のばけものさえ死に至るとか至らないとか。




※当トピックは放送中の某終末アニメや某オートマタゲームをモデルにしています。雰囲気や風景などの参考にぜひ検索してみてくださいませ。

※舞台は一応日本のつもりですが、終末世界は地盤ごとあっちこっちへ吹っ飛んだり、海だって干上がったり国と国の間をつなぐ瓦礫の道ができていたりとめちゃくちゃです。西洋や中華、アラビアのばけものがいたって何ら問題ありません。

※場所は随時追加予定。