赤の女王 2017-10-15 11:00:59 |
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>埜瀬
___?(大きな疑問符をぷかりと頭上に浮かべるのは向けられたその単語に対してで、身に覚えのない言葉だからこそ鮫のようにギザギザと鋭利な歯を覗かせてキキキと金属が擦れるような笑声を上げて「猫は猫だから仮装なんかじゃなァいよ」″ハズレ″とでも言いたいか、すう。と両方の肩を持ち上げては竦めるようにぃんまりとストンと持ち上げたそれを落とし。「不思議の国へようこそ。オレはチェシャ猫、アリスはアリス。持ち物はソレだけ?」ぽん、ぽん、と此処の名前と己の名前を己を指さしながら、加えては彼の呼称までを今度は彼のことを指差して纏めて告げ。″″さーてと″なんて呑気な間延びする声を上げたかと思えば赤の城へ案内すべくくるりと踵を返して、「薔薇がちょっかい掛けてくるから迷わされないようにネ」忘れないようにとちょんちょん、と爪の先で弾くように赤赤と咲き誇る薔薇を一輪示して。「迷い込んだアリスを赤の城へ。城に行かなきゃ話にならないもんネ」表情だけはにんまりと依然変わらず馴れ馴れしさすら与える人好きな笑みを浮かべ、緩やかなパーマの掛かった髪型を見ると「フラミンゴに似てるアリスだねェ」彼からしたら何のことやら、と言うべきだが己にとっては入り浸り先の遊園地に住まう鳥と言うことで親しみが深まるようで自然と腕を伸ばせば猫じゃらしにじゃれるように伸ばした指先で軽く引っ掻くように毛先に触れて)
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