赤の女王 2017-10-15 11:00:59 |
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>トゥイードルディー
――― わああ、ここもすっごくおーきい …
( はあ、と感嘆の息が零れる。眩しいほどの青空を背に聳え立つ屋敷を見上げ、使い古された陳腐な感想を口にして。勿論、拾う者は1人としていないものの胸に込み上げた感動は抱えきれるものではなく。遊園地の隣にこんな場所があっただなんて、あの中にいた時は微塵も気が付かなかったのにとぽつぽつ独り言を口遊みながら屋敷の正門に足を進める。頭を占めるのは好奇心のみで恐怖など存在さえせず、立派な両開きの扉に手を掛けると躊躇うことなく力を込めて。ぎい、と鳴った年季入りの証であるその音に胸が躍る。焦らすかのようにゆっくりと明らかになっていくホール。――― まず目に入ったのは、その中央に鎮座する大きな馬の剥製たちで。白い毛並みに光沢を乗せ、目元に派手な化粧を施したそれ等は前足を上げ今にも駆け出しそうだ。しかし一方で、どこか既視感が否めない。つい最近似たものを見た気分だ。それも遊園地のアトラクションに紛れて、とそこまで考えれば、直後ひらめきが頭に落ち。「 メリーゴーランドだあ! 」脳内を支配していた靄が一気に姿を消すと、顎に添えていた人差し指を徐にそれに向け正解を口にして。しかし自信に満ちた声が静かな屋敷内に大きく響くと、今し方言葉を紡いだ口を慌てて両手で塞ぎ、悪戯を誤魔化す子供のように辺りを大きく見渡して。「 … 誰もいないのかなぁ? 」そうしてようやく人の気配が左程しないことに気が付くと、不思議だと首を傾けつつも屋敷内を散策しようと )
( / 素敵な絡み文有難う御座います … !20時以降のお返事の件、畏まりました。もしお返事が難しくなりましたら遠慮なく落ちて頂いて構いませんので … ! それではどうぞ宜しく御願い致します。 / 蹴り可 )
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