赤の女王 2017-10-15 11:00:59 |
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>公爵夫人
( 散歩へ行こうと部屋を出たのは朝のこと。様々な物に目移りしてしまうのはどうやら自分の悪い癖のようで、行く先を決めていた訳ではなかったが気付けば長い時間を薔薇園と森の中で過ごしていた。今日はどこかこれまで行ったことのない場所まで足を運んでみようと考えていたのだが、暗くなる前にその“どこか”へ辿り着けるだろうか。「…あ、可愛いお花」そんな風に考えていたことすら目新しい水色の花の前ではすっかり取るに足らないこととなり、見つけた花に顔を綻ばせていて。そんな時、聞こえてきた声は聞き覚えのないもの。きょとんと瞳を丸くさせてそちらを向けば、顔の半分程を大きな扇子で隠した人物が一人。__あれは、東洋の衣服だろうか。これまでにあまり触れたことのない文化の香りが漂うその雰囲気に一度は言葉を失い掛けたものの、己に声を掛けられたのだということは明白で「いいえ、迷子じゃないわ。ただ__行き先が決まっていないだけ」首をゆるりと横に振りながら否定する。途中、何と説明すべきか一瞬考えてから置かれている状況を答えて。己の記憶を遡り、これまでに対面したことがない人物だと頷いては「貴方もここの住人さん?」ここに来て初めて見るその衣服や持ち物、そして相手自身にも興味津々な様子で真っ直ぐに見つめながら疑問を口にして )
( / 初回ありがとうございます…!是非このまま公爵夫人とお相手をお願いしたく思います。相変わらず遅筆ですが、本日も宜しくお願い致します…! )
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