赤の女王 2017-10-15 11:00:59 |
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>三月兎
オルガにはね、ここの薔薇はこんな風に見えるンだ。すごく綺麗だけど、強くておっかなくて、きっと一番じゃなきゃ嫌なンだよ。だから雪が居なくなって嬉しそう。(つらつらと言葉を並べる間も、視線は手元を見詰めたまま声のする方を振り返ろうとはしない。それでも耳はきちんと相手の声を拾っているようで、不意に伸びてきた指先に気づいてはた、と手を止めると「ふぅン?じゃあ、そうしてみようかな。」と素直にそのアドバイスを取り入れるつもりで色鉛筆を赤から青へ持ち替えた。そのまま青い色鉛筆の先がスケッチブックの上を滑り出そうとする寸前、今更ながらに背後から聞こえる声の主へと関心が移ったのかゆらりと頭を揺らして振り返れば「そういや、アンタはだぁれ?」と不思議そうに。座っていると言う事もあり目の高さにあったのは相手の脚。ゆっくりと上へ上へと向かう視線は、途中白衣にべっとりと付着した絵の具や木炭の汚れを興味津々に眺めながらやがて顔まで辿り付き「わぁお、また兎!」と瞳を大きくさせて)
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