赤の女王 2017-10-15 11:00:59 |
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>京葉
(唐突の叱咤において戻って来るだろうリアクションは恐らくが拗ねて見せたり逆に反感を持って見せたりだろう、と予想を立てていて。だからこそ戻ってきた反応が子供らしい笑い声であると拍子抜けしてしまう様子で堪らずにあんぐりと唇を開く二の句を告げられない結果となり。のんびりのほほん、と深呼吸の講座まで開かれてしまえばこれ以上の悪態こそ大人げなくて恥ずかしいと自覚してぎりぎりと歯ぎしりをすることで言葉を留め。何処に行くかが決まっていない、と言うよりもどこに何が有るかが未知数である、と言った雰囲気を持つ彼女の口ぶりから怪訝がる雰囲気で眼を細めると「___アリス、お前。"今迷い込んで来た"なんざ言わねぇよな」次ぐ答えが何と無しに察しがついているからか返事を聞くより先に己の片手を見てられないとばかりに己の目を塞ぐため宛がって、堪らず肩の力が抜けて同時に尻尾さえもがべったりと地に触れれば"正解だわ、今ここに現れたのよ"と誰よりも早く何人かの声が重なる様に薔薇が答えを述べ、次ぐ答えが察していた通りだった為か今し方行われた講座が頭の隅に残っていたのだろう"すう、はあ"と落ち着かせるための深呼吸を二度ほど繰り返し「一度だけしか説明しねぇからな。」鋭い爪の人差し指を真直ぐに立ててから注目を引き、「此処は不思議の国。この国の女王陛下が病を患ってる、俺たち国民は女王がいなければ生きて行く事が出来ねぇ、女王の候補はアリスと呼ばれる他のクニから集められるお前らみてぇな奴ら、アリスとしてこの国に選ばれちまったら二度と元のクニには戻れねぇ。」人差し指は真直ぐに立てたまま、注目を引いたうえでゆっくりと一つずつを丁寧に説くと言う気遣いは無いらしく捲し立てる様にポンポンポンと情報ばかりを与え。「俺はこの国の住人、城の雑用係、__蜥蜴のビルだ」散々と一方的に言葉を続け終えれば最後には演説終了と言った雰囲気すら持ちながら真直ぐに立てていた人差し指を引っ込めて代わりに中指を立てた柄の悪さを忘れずに。初めて此処に迷い込んで来たばかりだと分かれば行先は一つ、彼女がこれから過ごす部屋へ誘導する事。「此処の薔薇はアリスを迷わすのが好きなんだ、鈍臭ェと置いてくぞ」クルリと踵を返しては我先にと足並みも揃えずに"ついて来い"の一声だけを残し、歩みを進ませてしまって)
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