赤の女王 2017-10-15 11:00:59 |
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>シャルロッテ
(教えられた"名前"は彼女だけの為に与えられた大切な物だと言う事を十二分に知っている、過去に何度も繰り返した他のアリスとのやり取りの中で都度教えられているのだから。それでも尚、その名前を繰り返し呼ぶことは無く、代わりに告げるのは「アリス。この国で名前は関係ないんだよ、__アリスはアリス、他所から選ばれた子はみんなアリス。」困ったように眉尻を少しばかり落としながらゆるりと微笑み伝えられたその名前を呼べない理由を述べて。彼女が部屋に入り着替えを熟している間通りがかったメイドの一人に"グリューワインの準備をお願い"と持ち前の懐っこさで図々しくもちゃっかりと頼み、しばらくの時間の後に現れた彼女の華やかな姿に目を向けると"わぁ"と短く感嘆の声を零してから見惚れる様に数秒程目を向けて「凄い似合ってる。そのドレス見てたらシャンパンが飲みたくなっちゃうね」"くすくす、"と笑い声を交えながら優しい色合いのドレスから連想する飲み物を上げて、今度は立食会場へ案内するのではなく厨房への道を進みつつ人差し指を伸ばした手をクルクルと回すように宙を描いてからどことなく得意げに胸を張り「グリューワインの準備をお願いしておいたから、直ぐ飲めるよ」着替えとなれない環境に疲れが見える彼女をあっちこっちに連れ回すのは酷な話だろう、そう考えればこそ人の少ない場を選んだらしく「もし城の中で迷ったらメイドに聞けば部屋まで案内して貰えるから安心して、"ディーの所に連れてって"でも良いよ」くすり、と笑い声を交えて冗談めかした余計な付けたしを。普段でこそお構いなしに人を振り回すが、初見の彼女の前ではまだ猫を被っているとも言え、折角ドレスを着た美人を隣に歩くのだからと腕を組むことを促すように"んっん、"とわざとらしい咳込みを「クリスマスのアリス、__なんかプレゼントみたいだ」普段を含めてもアリスを拾うこと自体が稀なのだから、どうしたって己が見つけ拾ったアリスは特別枠に嵌ってしまう。それがクリスマスと言うイベントの最中であればなおさらの事、その顔を覚える様に歩きながらもマジマジとその姿を見つめ)
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