赤の女王 2017-10-15 11:00:59 |
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>赤の女王
…――、(賑やかな空間に慣れない心と体は、賑やかさそのものと言った立食会場での長時間滞在をつい避けようとしてしまう。もう少しばかりの愛想の良さと会話術があれば、知らぬ事ばかりのこの地できっと己の助けになるであろう人脈の一つや二つでも広げられたものを、当然そんな振る舞いが出来るはずもなく。目当てのご馳走をたらふく満喫すれば、また例によって同居人でありクリスマスプレゼントまで贈ってくれた彼に声のひとつも掛けずにふらりと会場を抜け出してきたようで。ひんやりとした冬の空気と静寂に包まれた城の廊下、慣れない賑やかさに少なからず疲弊した心身がすうっと落ち着いていく心地良さに思わずひとつ息をつき。城の構造は未だよく知らない。何処を目指すでもなく、まるで散歩をするような気楽さで歩く内に辿り着いたのは、積もる雪で真っ白に染め上げられた庭を見下ろす屋根付きのバルコニー。手摺に積もった雪を払い落としてそこに頬杖を突くと、ポケットの中にしまいこんでいた小さな箱を取り出した。今一度その中身を掌の中へ収め、規則正しく時を刻む針と盤面を見詰めて)
(/此方こそありがとうございます!それでは、また暫しお付き合い頂ければと思います。優柔不断な背後故、うんうんと悩んだ結果、折角なので今回は新たに侯爵夫人さんとお話をしてみたく…!慣れるまではご無礼を働いてしまう事もあるかもしれないのですが、どうかご容赦下さい。それでは、宜しくお願い申し上げます!/蹴り可)
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