赤の女王 2017-10-15 11:00:59 |
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>ユニコーン
要らねぇ…(相手の言葉に見え隠れする悪戯心に少し大袈裟な仕草で肩を竦めてみせ、実際ハグをされたとて特に喜ぶでも嫌がるでもなく大人しくしている筈だが、"可愛い"と言う些か自分にとっては不本意な言葉への小さな抵抗のつもりでぼそりと呟いた。良くも悪くも嘘はつけない性格、それに似合いもしない物を見て似合っていると世辞が言える程の器用さも持ち合わせていない。だからこそ、言い方は兎も角として先に相手へ贈った賛辞の言葉は恐らく本当の気持ちである筈で。そもそも、自分の居た世界ではあまり目にする事も無いであろう相手の容姿には少なからず目を惹かれている部分はあるようで、取り分け相手のもつ髪の色には興味がある。普段とは違ったアレンジを施された、その独特な色彩をもつふわりと柔らかな質感のそれを何とは無しに眺めていた。いつぞ、指で触れてみる機会もあるだろうか――頭の隅でふっとそんな事を考えていたその最中、何かを取り出すような相手の素振りに気が付く。まさか、自分がプレゼントを貰えるなどとは思っていない。カーディガンのポケットから取り出されたその小さな箱が自分宛の物であると理解するまでに要した時間は、相手が何やらそわそわとし始めている事に気がつくまでの間。「…俺宛てか、」と思わずぽつりと呟いてから大きな手でその小さな箱を受け取り、早速開けた箱の中身をそっと大切そうに取り出して。チクタク、と小さな音を立てて時を刻むその懐中時計を暫く様々な角度から観察し、やがて薄らと浮かぶ星柄を見つけた時、そこに何とも"彼らしさ"を感じて思わずふっと表情を綻ばせた。笑顔と呼ぶには妙に下手くそで、良く言って苦笑い程度の笑みではあったが、時計を見詰めていた視線を再び感想を待つ相手へと戻すと「…気に入った。――…ありがとう。」と最後の方は殆ど呟くような声ではあったが、しっかりと感謝の気持ちを伝えて)
(/最後は少し長くなってしまいました、申し訳ありません…!そして夜分遅くまでのお相手をありがとうございました。とても素敵な時間を過ごさせて頂くことができ、温かな気持ちでいっぱいです。今日はそろそろお暇させて頂きますが、またお時間のあった際にはユニコーンさんへのお礼もさせて下さい。本日はどうもありがとうございました!おやすみなさいませ。)
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