赤の女王 2017-10-15 11:00:59 |
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───クリスマス、プレゼント。(ノーネクタイのダークグレーのスリーピースのスーツに黒の革靴、指し色のポケットチーフは目元と同じナイトブルー。ここ数日居候させてもらっている住人から教えてもらって出向いたパーティ会場。賑やかな、されど、喧しさとは違う、穏やかでいて華やかな空間に表情を和らげながら給仕の手から食前酒を受け取り。そうして、周りの人々と談笑に興じながら気の向くままに飲み食いしていた矢先、ふと聞こえた馴染みのない"クリスマスプレゼント"の単語に瞬き。思い起こせば、ここ数年来のクリスマスといえば、抗争に駆り出されて銃を握るか、行きずりの相手に口先だけの愛を囁くかの二択。生死の境をさ迷う一夜か、爛れた一夜か。情緒もへったくれもない聖夜を例年過ごす身としてはクリスマスプレゼントのクの字も浮かばなかったが、周りの皆は違うらしい。楽しげに笑みを浮かべる彼等の顔を眺める内に、両親がまだ健在だった幼い頃の幸せな記憶がうっすらと脳内を過り。美味しい料理に、心待ちにしたプレゼント。思い起こせば、かつてのクリスマスは神聖で満ち足りたものであった。こうしてはいられないと決意を新たに、数杯目のシャンパンを飲み干すと、空のグラスは通り掛かったメイドに口説き文句と一緒に手渡して。そうして身軽になった身で、会場内にさっと視線を走らせ、目についた男性の元に小走りで近付き。初対面の彼の肩をとんと叩いて、緩やかに口角を吊り上げて笑み。相手を住人だと判断した理由は、外見を確認して動物のパーツが付いていたからだが、もしも仮装しているアリスなら謝る心算である)ciao!あなたはこの国の人かな?もしそうならオレをキッチンまで案内してもらえないだろうか…もちろん、忙しいなら無理にとは言わないぜ。
(/ありがとうございます!ロル内でも触れた通り、動物的な外見を残していらっしゃる住人様の内のどなたかとお話させていただけたらなと思っております。またしても半ば丸投げになってしまい恐縮なのですが…。堅物だったり、真面目な方だと反応を面白がってぐいぐい絡みに行くと思いますし、同じタイプの方だとそれもそれで楽しくお話させていただけると思いますので…!)
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