赤の女王 2017-10-15 11:00:59 |
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>吉隠
白兎の―――まぁ、好きなものっ。(不安から起きる質問とはどうしても後ろ向きな考えをしてしまう、だからこそ無意識の内に身構えていたのだが一種の拍子抜けの様なその問いかけを一度己の言葉として反復した後に、その内容が余りにも良い意味で期待を裏切るものだったと瞳を輝かせ。「白兎は察しの通り芯が強すぎて、同時に拘りが強いの。だから喜ぶものは物よりも食べ物の方が良いわ、……それも、森のお菓子屋さんで作られたキャロットケーキが一番の好物なの」こんな風にこの国の住人の事を問う質問ならお手の物、任せて欲しいとつい答えが先走ってしまう。お喋りな口を黙らせるように"ふう"と息をついて落ち着きを取り戻せば「白兎に限らず、この国の皆は甘い物が大好きよ。好きなスイーツに違いはあるけれど……。白兎はキャロットケーキを目の前にすると普段よりも少し肩から力が抜けるわ」国のいざこざを抜いた会話だからだろうか、自然と笑みが零れ楽しむ様に補足の説明を。「でもね、貴方のその気持ちを知る事がきっと何よりも喜ぶ筈だわ」他の追随を許さないほどの真面目で厳格な彼だからこそ、気遣いの一つが何よりも身に沁みるはずだと逸らされない瞳に己の視線を交わしてから"なんてね"と最後には話題が重たくならない様に飽く迄も己の勘なのだと言う事を伝え)
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